のほほん日記

穏やかで平和な日常を気分次第に綴る日記帳代わりのブログです.*

博多へ♪

2012年08月20日 | +*。diary*+.
先週の土曜日。
博多までドライブしてきました(*>∀・)
初めて行く博多です✿

九州一、都会的との噂で行ってみたかったのが博多駅周辺。
東京と変わらない~(^^♪なんて話を聞いたので、是非行ってみたい!と思っていました。

ちょうど2連休が取れた主人の思いつきで出発しました✩
起きるのが遅かった為に午後からの出発。
目的地までは車で2時間ちょっとかかる様子です。


この日はとてもよく晴れていました☼
驚くほど、くっきりと鮮明な真白い入道雲が、広く軽やかな青空に絶大な存在感を持って穏やかに佇んでいます。
山々が連なり重なる緑も真夏の陽射しをあちらこちらに投げ返しているようで、眩しいほどの鮮やかさです。
絶好のドライブ日和でした♪(。→∀←。)

慣れない場所へ向かう為、主人に運転を任せます。
大分自動車道で佐賀の鳥栖JCTあたりまで向かって、今度は九州自動車道。
少し走ると福岡の太宰府まで来ます。
ここから博多駅までは福岡都市高速道路2号線を走る様子。
東京で言えば、首都高速みたいなものなのでしょうか?
でも景観は東京とは違います。
ガラス張りの高層ビルが立ち並ぶようなこともなければ、首都高ほどの迷路のような複雑さもありません。
博多駅周辺まで来ると、福岡空港に離発着する飛行機がよく見えます。
中心市街地に空港があるというのは中々新鮮です。
渋滞もなくすぐに高速の出口まで着きました。

最初に向かったのはキャナルシティ博多。
私は全く何も知らずに来てしまったので、主人の人から聞いた「買い物するにはいい場所」です。
行きがけに、さっと買ったガイドブックにも載っています。

車を適当な駐車場に停めて、少し歩くことに。
街並みは東京なんかとさして変わらないのかなーと言う印象を受けます。
ただ、新宿やお台場あたりをイメージをしていた私はちょっと残念。
ガラス張りやユニークで洗練された建築が立ち並ぶ景観がとても好きです。
(もしかしたらそういう場所も福岡のどこかにあるのかもしれません。)

キャナルシティは緑の蔦が壁を覆い、その上にショップのロゴが配置されたデザインで、とても可愛らしい。
そこは家族連れも多い様子。
見慣れたショップがいくつも入っていたので、廻っていると帰省気分です✿。
買い物をして、カフェで一息ついたところで、博多駅まで移動です♪

博多駅はショッピングモールと百貨店(阪急)がひとつにくっついている駅ビルがあり、何でも揃います♥
なにやら最近!東急ハンズが九州初上陸らしく(o✪‿✪o)ハンズのコーナーが何フロアにも設置されています。
「東京急行」勢力内で30年近く生活してきた人間としてはとても嬉しい!
勝手知ったるお店って、見知らぬ土地では本当に有難く感じるものです(#^.^#)

必要なもの等、チラホラ買ってウィンドウショッピングを楽しみました。
好きなショップが県外に行かないと存在しないなんて、今までは考えられなかった・・・。
それも半年も暮らせば慣れて来てしまうようです。
今はネットがあれば大抵のものは揃うから、本当に助かります✩
でも、あまりに気持ちが耐えられなくなったら、とりあえず博多にくればいい✩という、新たな選択肢が生まれました。

ぐるーっと廻って、最後に青山フラワーマーケットでブーケを買ってもらいました✽❀。*
これもまた大分には存在しないお店のひとつ(T▽T)
以前は近くに幾らでもあったから主人が毎週のように買って来てくれました。
そして何より、プロポーズ時の花束もそうでした。
なので♡とても思い入れの深いフラワーショップ。
近くに無いのが残念で残念でなりません・・。
いつか、大分に進出して・・・無理かなぁ~。
珍しいアイテムを取り入れて、目にも新鮮なブーケが多いのがとっても好きです♡
ありがち~(* ̄m ̄)なブーケにならない所が素敵です。

博多を夜8時頃に出発。
楽しかった博多ですが、少しだけ、寂しく感じることが。
博多でさえも夜空は暗いんだと言うこと。
夜は暗いから当たり前なのかもしれませんが(-_-;)
東京と空の色が全然違います。
東京の夜空は、灰色がかって街明かりが明け方まで雲の形を隠すことはありません。
そんな空が見える限り続いているのが、見知った夜空。
暗い場所が本当に苦手で、暗いと眠れず、外の明かりを確認して安心する人間でした。
それができない旅行先やキャンプ地では必ず睡眠不足になってしまいます。
枕が変わると眠れない体質なのと似て非なる感じです。
・・昼間は問題ないのですが、どうしても、この暗さだけは馴染めそうもありません。
明かりがない事に、なにか底知れない不安を感じてしまうんです。
(主人にはそんな様子が見られないので、そう感じるのは私だけかもしれません。)

帰りは、山田SAから別府湾SAまでを運転させてもらいました(^^♪
前述の流れですが、街明り=夜景が大好きなので、別府湾から夜景を鑑賞します。
大分に到着した初めての夜にも見た、大分の一番好きな景色が、この夜景です。
真夏の夜でもはっきりと、星も夜景も潤んだように揺れて見えるのは空気が澄んでいるからでしょうか。
それとも、人熱れのなさなのでしょうか。
私たち以外にも夜景にうっとりする人達が数人いました。
確かに綺麗なんですが、私はそれ以上に「安心」を感じています(笑)


そこから主人と運転を交代するため、若葉マークを外そうとすると、前面の若葉に逃げられた事が判明。
どこかに落として来てしまったようです・・(;´Д`)
教習所でせっかく頂いたのに・・(´;ω;`)
運転すると、何かが必ず起こるのにも、もういい加減慣れてしまいました・・
きっと、私はそういう星の許に生まれたのだと思います。
電車がないと不安な人なんです。
夜空が明るくないと不安な人なんです。

引っ越して半年。
気持ちの上で、最後の慰めの砦だった博多。
都会・都市といっても、街はそれぞれ違う。
同じを求めても、期待をしても無駄なんです。
故郷の代替を探して比較して。
違う事に肩を落とす。違うのは当たり前なのに。
どこに行っても聞いたこともない知らない場所ばかり。
知っている物をいつも探してた。
不安で淋しくて、どこか故郷に似た気持ちが落ち着ける場所を探してた。
どこに行ったって、自分の故郷は故郷にしか存在しない。
やっと、諦め、というか気持ちの整理がつきました。
故郷にはいつか必ず、出来れば子供が授かる事が可能な内に戻りたいけれど、いつになるかは全く分からない。
ここからまた別の場所に行く可能性の方が、主人の仕事上、大きいのかもしれない。

心許無い気持ちを持たずにすむ最良の方法は諦めて割り切る。
それしかない。
博多に行った日にやっと決心がつきました。

博多はとても賑やかで、楽しい場所でした。
ちょっと遠いので、頻繁には行けないけれど、また是非行きたい街。
今度はきちんと調べてから、今度は観光もしたいなと思いました(◡‿◡✿)

きっと進学や就職、転勤で上京する人達って、私とは正反対のことを感じ、でもきっと、同じように故郷を懐かしんで居るんだろうな・・。
そう思います。
上京する話はよく耳にしますが、逆のパターンはあまり聞かない。
小説でもなんでも、そのパターンがあれば、なんだか励みになりそうなものなのに。。
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