のほほん日記

穏やかで平和な日常を気分次第に綴る日記帳代わりのブログです.*

さよなら。おばあちゃん。

2014年05月12日 | +*。diary*+.
今日、母から電話で父方の祖母が先週亡くなったことを知らされました。

父方の祖母とはもう十年以上会っていません。

それなので、亡くなったという実感が全く湧きません。
私の記憶のなかの祖母は快活で、歩くこと、人と話すことが大好きな人。
色が白くて、背が曲がって小さいけれど、笑顔がとってもかわいいおばあちゃん。髪が長く、いつもお団子にしていました。

疎遠になったのは祖母が高齢で施設に入り、父の事も誰だか分からないほど痴呆が進んでしまったから。
私は正直、会うのが怖かったんです。
私の知っている祖母はいつまでも元気な祖母だと、思いたかったんです。

こんな薄情なお別れでいいのかと悩みます。
母が言うにはそれはそれでいいとのこと。
随分前から自力で食事も摂れないほど衰弱してしまっているという話は聞いていました。
今春インフルエンザを患ってから、それが顕著にひどく、亡くなった直接の原因は肺炎だったそう。

葬儀はこれから。
家族葬に近い形式をとるとの話でした。
でも、私は大事をとって不参列ということになりました。
それを前提で母は報告を少し遅らせて電話をくれたようです。
結局、もうおばあちゃんに会うことは二度と出来なくなりました。
妹たちやいとこはもちろん、海外にいる親戚たちも葬儀に参列するそう。

前回、帰省した時に私は子供が産まれたら、子供を連れておばあちゃんに会いに行きたいと父に言いました。
結局それも出来ませんでした。
私がどこの誰だか判別できなくても、おばあちゃんにとってはひ孫を会わせなきゃならない気がしたんです。

無事出産できたら、赤ちゃんを連れて先祖代々のお墓に報告と感謝をしに行こうと思います。
そこにはおじいちゃんも眠っています。

おばあちゃん。
おじいちゃんといつまでも天国で仲良く幸せに過ごしてね。
95年間、本当に本当にお疲れ様でした。





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