朝集合。
強風。
本日の天気は雨から雪。
集合の時点では晴れ間。
テントを起こすのだか、この風だと飛ぶ心配があるから受付だけ上げて
計測テントは直前でいいのでは、と思う。
上げても押さえてなきゃいけない。
遠くでぐちゃぐちゃになってるテントの骨組みらしいものを回収してる人たち。
どうやら運動会に使う大きいテントは飛んでないが、家庭用サイズ系は100メートルぐらい飛んでいたみたい。メーカーブースのね。
ふっとよぎる不安。
計測機材をどう守る?
書き留めるメモ、ナンバー等書類をどう守る?
びしょびしょはまずい。
風だけならテントなしだけど、これに雨風。
車か、と思いつつ、そんな条件でエリートのスピードに対応出来るのか?
と素朴な疑問。
コースを見ても芝。濡れると滑りやすくなる。
それに雨風だと視界も悪い。スリップ転倒してるところに気づかず追突。ブレーキしてもスリップで追突。
考えられる。
選手が危険を承知で走り、計測出来ませんでした。
では、発する言葉もない。
緊張が高まる。
その時大会責任者、レース責任者の方々がみんなを集め話し合い。
強烈な風。
この後の雨と雪予報。
を踏まえ、今日のレースは中止になった。
自分はやるもんだと思っていたので、この中止には驚いた。
驚いたって批判ではなくて、尊敬の念で。
選手は走りたい。
スタッフもやる気満々。
でも、どう見ても状況は厳しい。
やりたい気持ちを押さえ、日曜日に能登CXに集まる人たちに最適な判断だと思った。
もし開催していたら?
もし判断が遅れていたら?
と思うと朝イチで判断したのは、凄い良い判断。
凄いな。
これから始まる大寒波を警戒して風で飛んだら不味いものを撤収に。
撤収していたら、風も止み晴れ間も。
8時半ごろかな。
そんなもの。
でも、
大方撤収も終えた9時過ぎには風と雪。
いわゆる吹雪はじめ。
自分達はそこで帰路についたけど、車を走らせると雪。
近くのコンビニでは
降りはじめ。
富山までの道のりは吹雪。
苦渋の決断までの流れの中にいれたのは大きな財産になると思う。
本当にいろいろ学ぶべきことが多い大会で、その機会をいただいた石川県自転車競技連盟の方々には感謝しかない。
トップ選手の走りはもちろん見たかったけど、それはまたどこかで。