最近、自分の持ち仕事の他に、別の仕事をも手伝っている。
だから、めちゃくちゃ帰りが遅い。
酷い時は、日付変更線をも越えて帰宅するくらいだ。
身体の調子はまずまずだが、睡眠が不足気味で仕事のペースがかなりダウンしている。
今日も仕事だった。
ひどいかな…土・日ダイヤは31分の列車に乗らねば、送迎に間に合わないのだ。
なのに、起床したのは7時20分を回っていた。
とっさに母を叩き起こして、車で駅まで乗せてもらった。
着いたのは29分…ギリギリだった。
「今日は4時までにして貰っているから、もう少しの我慢だ。頑張ろう!」
と、渇を入れて駅に向かったのだが…異様な光景に出くわしてしまった。
沢山の私学の高校生らの人だかり。
皆が携帯片手に必死になっている。
いつものメールではない。通話である。
「ふむ? 何かあったんかな!?」
駅の近くに交番がある。
もしや、不幸にも殺傷事件でもあったのかな!?と、辺りを見回しても、何もなかった。
改札の向こうにある電光掲示板のパトランプが激しく光っている。
…それで、今ある状況を把握した。
沿線近くでの工場で火災が発生した影響で、一部区間で運休していたのだ。
二色浜から貝塚の間には、いくつか工場がある。
そのうちの一つの廃プラ工場で、火災が発生したのだ。
視界が不良だと、安全に運行できない。
辛うじて動いているのは、春木からだ。
何故、なんば方面と和歌山方面とで分けて迂回運転してくれないのだろうか!?
少し腹が立った気持ちになった時、近くで同僚が困った表情で呆然と立ち尽くしていた姿が目に入った。
「どないなってんねんやろうな…」
「駅に着てから、こないになってんねん…このままやったら会社に行かれへん」
このまま休みにしようか…と思ったら無責任だ。
遅れてでもいいから、とりあえず職場へ行こう。
私達は、山手側にある遠いJR阪和線の最寄り駅まで行くしかなかった。
ひとまず同僚のお母さんに来てもらい、阪和線の最寄り駅まで送ってもらった。
次に、他の同僚達の連絡だ。
一人が全く連絡が取れない状況だった。
もう一人が、自力で阪和線で乗ろうと、徒歩で向かっているという。
家から阪和線のある駅まで、1時間は絶対にかかる。
雨が降っていなくて良かった…とホッと安堵した。
自分が阪和線に乗るのは、およそ10年ぶりだった。
…続きはまた今度に。
だから、めちゃくちゃ帰りが遅い。
酷い時は、日付変更線をも越えて帰宅するくらいだ。
身体の調子はまずまずだが、睡眠が不足気味で仕事のペースがかなりダウンしている。
今日も仕事だった。
ひどいかな…土・日ダイヤは31分の列車に乗らねば、送迎に間に合わないのだ。
なのに、起床したのは7時20分を回っていた。
とっさに母を叩き起こして、車で駅まで乗せてもらった。
着いたのは29分…ギリギリだった。
「今日は4時までにして貰っているから、もう少しの我慢だ。頑張ろう!」
と、渇を入れて駅に向かったのだが…異様な光景に出くわしてしまった。
沢山の私学の高校生らの人だかり。
皆が携帯片手に必死になっている。
いつものメールではない。通話である。
「ふむ? 何かあったんかな!?」
駅の近くに交番がある。
もしや、不幸にも殺傷事件でもあったのかな!?と、辺りを見回しても、何もなかった。
改札の向こうにある電光掲示板のパトランプが激しく光っている。
…それで、今ある状況を把握した。
沿線近くでの工場で火災が発生した影響で、一部区間で運休していたのだ。
二色浜から貝塚の間には、いくつか工場がある。
そのうちの一つの廃プラ工場で、火災が発生したのだ。
視界が不良だと、安全に運行できない。
辛うじて動いているのは、春木からだ。
何故、なんば方面と和歌山方面とで分けて迂回運転してくれないのだろうか!?
少し腹が立った気持ちになった時、近くで同僚が困った表情で呆然と立ち尽くしていた姿が目に入った。
「どないなってんねんやろうな…」
「駅に着てから、こないになってんねん…このままやったら会社に行かれへん」
このまま休みにしようか…と思ったら無責任だ。
遅れてでもいいから、とりあえず職場へ行こう。
私達は、山手側にある遠いJR阪和線の最寄り駅まで行くしかなかった。
ひとまず同僚のお母さんに来てもらい、阪和線の最寄り駅まで送ってもらった。
次に、他の同僚達の連絡だ。
一人が全く連絡が取れない状況だった。
もう一人が、自力で阪和線で乗ろうと、徒歩で向かっているという。
家から阪和線のある駅まで、1時間は絶対にかかる。
雨が降っていなくて良かった…とホッと安堵した。
自分が阪和線に乗るのは、およそ10年ぶりだった。
…続きはまた今度に。