3channnelのGuitar Preamp Pedalです。
実は作ったのは大分前です。10年位前かな?
回路はCAE 3+SEとBognerとかの回路を参考に12AX7をJ201トランジスタに置き換えたものです。
もともとは2U Rackに収めてG-Maor2をつないでいたのですが、Rackも使わなくなりほったらかしていたのですが、最近になってPedal Boardに組み込むためPedal sizeにしました。
基盤はRack用に余裕をもって作ってしまっていたので、いざPedalに組み込もうとするとかなりギッチギチになりました。おかげで外部からchannel切り替えするための回路は入れられず、Foot Switchのみ。なのでLoop Switcherとの連動はできません。いずれメイン基板をもう少しコンパクトにして2N7000で外部切り替えできるようにしたいです。
上にも書きましたが、回路はClean channelがSoldano SLO100のClean、Crunch channelがBogner FishのBrown channel、Lead channelがCAE 3+SEだったはず。昔すぎて覚えていない。実は回路図もPCに保存しているのだけどどっかに行ってしまった(笑)
サウンドは回路構成よりJ201のDrain電流の調整に依存する感じです。Drain電流は大抵はDrain抵抗の読み値が4.5Vというのが通説ですが、私の場合、耳で調整します。具体的な調整方法について紹介します。12AX7の5段増幅回路の場合、5段目はCathode Followerなので1~4 StageのDrain電流を調整します。1段目は一番音が大きくなるようにDrain抵抗のTrimを調整(4.5V付近)します。2段目は一番音が大きいポイントからほんの少し(角度で言えば1度くらい)下げます。3段目は2段目よりさらに少し(角度で言えば1度くらい)下げます。4段目はGuitarの音を出しながら調整します。6弦をMuteでPickingしながら一番しっくりくるポイントを探します。私の感覚としては、4段目を一番大きな音(4.5V)にすると汚い歪になるように思えます。4段目はあまり歪まないように調整するのが良いと思います。
Clean channelもDrain抵抗の電圧を4.5Vにすると歪んでしまうので、少しPointを外して増幅率を下げて歪まないようにするのがポイントです。
また最終的にRecover Gain StageとBufferは入れた方がいいですね。その間にLow pass Filterも入れた方がよいでしょう。真空管回路をJ201に置き換えただけでは音が硬くなる感じもします。
時間をかけてJ201のDrain電流の調整をしたので、Sound自体は満足しています。今度動画もUpしたいと思います。
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