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も:もうええわ(漫才の締めの言葉)

も:もうええわ(漫才の締めの言葉)

決してブログが「もうええわ」となったわけではありません。
週も半ばになっておきながら・・・と言う感じですが。

最近、漫才を書いてみました。と、いうのは、なんだか頭に浮かんだからなんですが。
どうしようとおもっていましたけれど、ちょうど今書いている新作台本にかいてしまえばよいのではないかと思ったり。

ちなみに次回公演でなく、次々回公演の台本です。
次回は、水面下で動いていて、多分出来ます。原作モノをクスキユウが脚本化する感じになります。「ジュリエット」パターンですね。

で、「もうええわ」なんですが、創作しているとそうなる・・・というわけでなく、締め、つまりラストがいつも悩むんですよね。
これは、教えに行っている高校生たちやシニア劇団さんや専門学校生からも聞かれることなんですけど。
そういう時は、この後も続いて欲しい、もしくはこのシーンの後の時間が続くであろうと思わせることができていればOKだと言ったりしますが、自分の作品は悩みます。「ジュリエット」もそうでしたね。結局原作とラストは違えました。

でも漫才だと決まってますよね、最後のセリフだけは。

あれ楽だなーと思うと同時に、逆にその「もうええわ」をきちんと成立させたいものだと思ったんですよね、書いてみると。うまく書けたかわからないのですが。

井上ひさしさんが「最後のセリフのために戯曲の全体はある」というようなことをおっしゃられていたのを読んだことがあって、なるほどと思いつつ、なかなかそれを描くのが難しいのです。

それにしてもプロの漫才師の方たちは本当にすごいなあ、と思います。あのラストに向けての盛り上がり、あれを作れる、あのうねりを作れるっていうのは本当にすごいです。


Tomo Matsuura
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