2010年ぐらいかな、もう制作業(プロデュース業)は自分の劇団以外はやらない、仕事は受けないと決めて、演出に専念したんですね。そして研究と実益を兼ねて学習塾に行き、OAS(専門学校)の仕事が来て、枚方公園青少年センターから演劇ワークショップ講師の仕事をしたり、留守家庭児童会で上演したり、シニア劇団に指導に行ったりして、なんとか演出は仕事になっていたんですね。
今思うと、別のブログで書いているかもしれませんが、僕は確定申告していて(儲かってないんですが)そこに書いてある収入全体の中心には演出力がある、と思っています。2012年の小説出版を機に(印税収入があるしと思って)青色申告し始めました。そしてコロナ禍を経て、「30代は演出を頑張ったし40代は執筆だ!」と思い始めました。
演出と書く仕事は少し違っていて、それでも演出力を問われるコンクールに落とされたことがショックだったのか、受かってその後いろんな俳優や劇場でお芝居を作りたかったのか・・・。
結局、自分の中であまり「書く仕事」を確立できていないせいもあるのかもしれません。「書くことを頑張ろう」と思ったのにまだ演出に未練が?と思ったのか。いや演出をやめようとはあまり思っていないのだけれど。
うーーん。
まあ、どちらもやりたいですね。とはいえ、今はあまり書く方やれていないのです。演出はsolitudeを立ち上げたので、高校と合わせて三つの現場があります。
あ、「ジュリエット」を高校生たちに合わせて書き直さなきゃ。
今年は結構粒揃いにいい子たちが集まっている気がします。
(もちろん今までもそうでしたけどね)
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