いよいよ3月4日、枚方市楠葉生涯学習市民センターに於いて、C.D.Fが始まりました!私も初めての参加なのでドキドキしていました。
昨日は、7名の参加がありました。中には、夫婦で参加してくださった方もいて、何とも楽しそうな仲良くなれそうな面々でした。
ワークショップの始めに、楠葉生涯学習市民センターの方から、今回の企画を支援、協力して頂いている旨の説明がありました。その後、ナビゲーター松浦さんから企画趣旨、全体の流れ、公演まで辿り着くことなどのお話がありました。
そして、ストレッチに入って行きました。
ワークショップの最終日3/29には公演の形で発表会を行います。それに向けて、せっかく舞台に立つなら良い姿勢でということで、念入りに足裏のマッサージをしていきます。足をしっかりさせることがしっかり舞台に立つということに繋がるんですね。。まずは土踏まずをゴリゴリ。トントン。そして足の指一本一本を回してみたり、引っ張ってみたり。くるぶしを押してみたり。途中、松浦さんから骨がこの辺から出ていて・・・と説明があり、参加者の皆さんはそれぞれ自分の足の感触や骨の位置、筋肉のつき方を確認しながら、入念に足をほぐして行きました。なるべく自分の気持ちのよい方向へ。
普段、こんなに自分の足を見つめたり触ったりする時間って思えば無いんですよね。ストレッチも発見の場になったりする訳です。
その後、立ち上がり、腕をストレッチして行きました。そして、同じ手の動きなのだけど、右手と左手をずらして行うというものを松浦さんが見本を見せてくださったのですが、なかなか思う様に行かず・・・(私も苦手です。)自分の体なのになかなか思う様にならないことを実感しました。
次にシアターゲームをしました。参加者の皆さんも初対面なので、名前が覚えられる様、名前ゲームをしました。
円になり、自分が名乗り、誰か他のメンバーのところへその方の名前を言いながら進んで、場所を入れ替わります。名前を言われた人はまず自分の名前を呼ばれたことを受けて自分の名前を言って、その後同じ様に誰かの名前を呼んで相手に伝わる様に渡しながら名前を言います。
これをリズミカルに繰り返して、今度は人の名前でなくしりとりで続けます。そして今度は自分が言葉を受けて相手に渡すまでの間にもう1ワード入れてしりとりを相手に繋げて行き、そしてもう2ワード入れて・・・。
今度はしりとりを連想ゲームに変えて同じ要領で行います。
このシアタ-ゲームが、実は良い自己紹介代わりになるんですね。その人の思考回路とか語彙とかとっさに出てくるものって本当その人自身のセンスや好みが出ますね。また、言葉を受けて渡すというのがコミニュケーションの基本なんですね。一気に参加者の方が打ち解けた様な気がした瞬間でした。
さてしばしの休憩の後、空間に椅子を3脚並べて置いて、簡単なエチュードをしました。
ルールは、①上手(見ている人から右手)から1人出て来て、落ち着いたら下手(見ている人から左手)から1人出て来る。
②ここは公園のベンチで、それぞれに誰かを待っている。具体的な相手をイメージする。
③言葉は使わない。待っているという演技を過度にする必要もなく、なるべくニュートラル(普段の自分に近い)な状態でいる。
④二人は知り合いでもないし、待っていた相手でもない。だけどできたら相手に少し興味を持つ。
縛りはこれだけであとは自由にその場で起こったことを大事にしながらその場にいます。ただそれだけでOKです。
やった後に、見ている人からは誰を待っている様に見えたかどんな風に見えたか、やっている本人は誰を待っていたかの答え合わせをして行きました。
同じものでも、見ている人によって見方が違うし、私が思いもしない感じ方をされたり、人の数だけ感じ方やイメージが膨らんだ様でおもしろかったです。
やっている人は、ほんのささいな体の状態の違い(例えば体が強張っている、足を投げ出したりしている)で、人に与えるイメージが変わるということを発見したのではないでしょうか。
また、公園で待っているというだけで、二人の間に何か会話や交流がなされた訳では無いのに、人間の体が2体そこにあるだけで、見ている人は色々と想像できるんだなぁと改めて思いました。
参加者の方の感想としては、演技をするということが初めての方も多くいらっしゃたのですが、先ほどのエチュードで自然体でいることの難しさを感じたり、逆に空間にいるだけなのにおもしろいという意見や、数を重ねたい。これからが楽しみ、普段気にしない体の状態に気づいた・・・などの意見がありました。銘々に戸惑いながらも楽しんで頂けた様です。
松浦さんもエチュードを見る様々な見方に触れて、発見が色々あったとのことでした。
ドラマを作る、誰かとコミニュケーションを交わすということ、その課程をひとつひとつ確認しながら、皆でおもしろおかしくして行きましょう!これからが楽しみですね。私も本当に楽しみです。
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