昔、外山 滋比古 先生の「思考の整理学」の中で述べられていたこととも重なりますが、あるアイデアや物語を寝かせる、ということは僕の中でもよくやります。
と、いうか忙しくてそうなる、ということと僕が一度思いついてしまったことはやらずにはおれない、ということがあります。
たとえば小学生時代に思いついてしまった物語を今頃持ち出してきて応募しようと思ってみたり、演出のアイデアをずーっと整理せずに放置していたり。
二ノ宮知子先生の「のだめカンタービレ」で主人公の千秋が楽譜片手に寝食を忘れて勉強するシーンがありましたが、僕も台本を片手にそれをしないといけなくなります。
ただ、その時にいろいろとここまで自分にインプットしてきた知識やアイデアを作品とリンクさせて取捨選択していくわけです。
そこまでは寝かせていて熟成するって感じですね。
とはいえ、そういう時間、演出家としての時間、作家としての時間を今取れていなくて、受験生以来寝かしていた30分スケジューリングを実施しようか迷っているところです。
最近の「演出者の目」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事