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「演技・演出演習」

今まではアルファベット順にキーワードを掲げて、演出家として感じたことや考えたことを書き連ねてきました。

もともと一つの演出論というか、まとまったものにしようと思っていたのですが、今回タイトルはそのままに、書き方をもう少し系統だったものにしていきます。

題して「演技・演出演習」。

はい、めっちゃ講義名みたいです。
いや、でもなんだか考えていくうちにこうなりました。

ちなみに僕が持っている専門学校や高校の授業名を挙げていくと「演劇入門」「舞台芸術」「演出・演技演習」です。

「演劇入門」は平田オリザ大先生がかかれていますし、舞台芸術もまた、そんな感じです。

で、一つ残った「演出・演技演習」を、一応演技論から書いていくつもりなので最初のとこの順番を変えていけたらなあ、と思っています。


大切な中身ですけれども、最初には演技論から入ろうと思います。

僕は俳優の道を半ばであきらめて演出の方に入ったんですけれども、なぜだかワークショップや高校や専門学校で“教える”ことになりまして、演出として考えたことが主なんですが、書いてみようかな、と。

一応、ぼくのワークショップでワークをやっていく順番ごとに書いていこうかな、と思っています。
筋立て、というか章立てとしては、ワーク名を細かく書いて、その意図やポイント、今までの経験、エピソードを交えて、面白く書けたらな、と思っています。

つまり、今までお会いしてきた何百というワークショップ参加者や、これまた何百になりつつある授業の受講生たちに向けて、復習であったり郷愁であったり、再学習であったりの場にしてもらえたらな、と思っています。
そういう意味で、演習、なんですね。

きっと普通の観客の皆さんも、あるいは日常を過ごしている演劇とは縁遠い方たちも、日本語を操り、他の人と意思を通わす限り、参考になる部分が多いのではないかな、と思います。

そうやって俳優論、演技論を書く中で、演出のことはたびたび出て行くと思うのですが、演技についての話が終わった段階で、演出論について、関わる舞台技術だとか、他の分野との比較検討などしながら、書いていって、最終的に演劇についての話を書けたらな、と現段階では思っています。


実際のワークショップでしゃべっているそのままに、何度も繰り返しや例えを多用しながら、なるだけ分かりやすく書いていくつもりですので、今までの読者様、これからの読者様、どうぞよろしくお付き合いください。
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