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エチュード:役割 その2

エチュード:役割 その2

ここではいろんなことを学んでもらえます。

自分が人に対してどんな距離感を取るのか、また兄弟などを演じても、その時々でそのグループの感じ方が異なり、正しい兄弟像というものがあまりないということがわかります。

つまり人は自分の感覚に従ってお芝居を見ている、ということです。


例えば、兄弟であんまり会話がないという場合と、とてもよくしゃべるという場合もあります。

とはいえ、一般には家族で突っ込んだ会話がなされることはないので、そこに第三者、姉の婚約者が来る、とか子供の担任が訪ねてくる、などをします。

すると、情報が観客にも提出され、場の背景が見えやすくなる、ということを説明したりもできます。


とはいえ、まずは自分の感覚に鋭敏になってもらう必要があるので、この前に「ナチュラルになる」というワークを入れることがあります。

これは、寝ているところから始まり、今朝起きてから5分を再現する、というエチュードです。

当然、パントマイムで、プライバシーにかかわる部分はカットしてよいということになります。

このとき、大体そうなのですが、普段している何気ない、髪をといたり、歯を磨くといった体が覚えている行為が一番ナチュラルであったりします。

それで、エチュードで困ったら、このように普段やっていることをやってみてください、ということをアドバイスしたります。
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