Who と Whom の違いを英語を教えているときによく聞かれます。
最近はWHOだけでいい、というような教え方が一般的になっていっているようですね。
実際は、主格と目的格で全く違うものです。今回はもちろん、目的格「誰に」ということです。つまり対象となる読者たち、ということです。
何度か書いているように、ジュブナイルを描きたい、と望んでいるので、子供達や10代の読者たちに向けて書こうとしています。
僕がかつて心躍らせた冒険小説やSFなど、いろいろなものを書きたいです。
最近見ているテレビ番組に「クレイジージャーニー」というのがあります。と言っても、うちにテレビは無いので、TVERなんですが。
その「奇界遺産」の回で松本人志さんがおっしゃっていましたが、不思議な光景のところにあしを踏み入れていくだけで、まるでRPGのような、そういう冒険になるわけです。
例えば、ファンタジーはファンタジーでも、魔法を使わないファンタジー、例えば、ただ単に空が飛べる世界。魔法でも何でもなく、ただ単に空が飛べるのが当たり前の世界。「となりのトトロ」という宮崎駿監督の作品がありますが、あれ、お化けではないのです。人間の目に見えないだけで、生き物なのです。そういう作品を作りたいな,と思います。
他にも、暴力のないハードボイルドとか、殺人の起こらないミステリー(これは既にはやみねかおる先生が作られていますね)などを作ってみたいな、と思うわけです。
つまり、各ジャンルを好きな人たちが、でも読んだことがないようなものを書きたい、そういうわけです。
あと、日常系と言われる、「よつばと」のようなものも書きたいな,と思います。生きててホントに、この素晴らしい日常を他の人に伝えたいな,って思ったりしますので。
このブログ自体、gooによれば、現在4月29日現在、122人の人が見てくれているそうです。・・・ほんとかな。でも、何だかそれぐらいがちょうどいい気もするのです。お金を儲けようとするなら、もっとフォロワーというんでしょうか。多くないといけないんでしょうけれど、この100人ちょっとにきちんと楽しんでいただける文章を書こうと努力する方が、ずっと良いんではないか、そんなふうに思ったりするのです。
売れたい人が書く文章でなく、でも100人以上の人たちには届けようという文章。大事な気がするんですよね。