のんびり歩こうよ 亀さんみたい

70歳も半ば近くになって、後は神仏の御心のままに。
ゴールはきまっているのだから、のんびりゆったり 日々を大切に。

温泉はいいね~

2023-01-31 16:55:51 | 生 活

昨年末、友人が温泉に行こうよ~とお誘いがあって

私の住む町の湯本まで バスに揺られて行きました。

 

電車の到着時間の1時間前に駅で 友を待つ。

見慣れた駅なのに、とても新鮮で不思議な気持ちです。

パンフレットも新年になって変わっています。

あら??

バスの冬季割引・・・だって。

「宿泊のお客様は半額」・・・だって。

わぁ~お得。

駅員さんに問い合わせすると 宿泊のチケット?だって言うけど

電話予約なので 何も無い↓

駅員さんが宿に問い合わせをしてくれて・・やった~

片道分1120円で往復チケットをゲットです。

 

最近は横文字ネーミングのホテルが多いけれど

何故か?私は 旅籠○○〇と言う お宿を予約しました。

勿論 価格的な事も有るけどね~

まったり のんびり できる古き良き温泉に入りたくて。

 

予約電話をした時は 支配人かしら?

 落ち着いた声の男性でした。

ネットで下調べはしてあったけど 

日々価格が変化することにびっくりです。

 

写真ではとても近代的なツインルームですが

「旅籠」というからには 歴史あるお宿をリメイクしたのかしら?

 

やっぱり!!

1階はフロントと売店とカフェバー

2、3、4階が客室となっているけどエレベーターが無い。

 

ふん ふん・・・ 多分3,4階は建て増しかもね。

 

「あの~私、足が不自由なのでお部屋は2階を~」とお願い。

快く受けてくれて、

ダイニングルームにも、温泉にも近いお部屋でした。

 

3時がチェックインタイムですが、雪道なので余り歩けません。

かの有名な100m級の滝を見に行って・・・

夏と違って 崖は長~い氷柱で 中央だけ爆音を立てて落ちる滝です。

 

お宿までバス停で3個。

30分に~1時間に1本のバスを待つのは 寒い。

タクシー・・・全く見当たりません。

お土産屋さんも半開きで 開店休業中。

先週の積雪で 観光客も 減ってしまったのでしょうね。

 

予定より1時間以上早く お宿についてしまいました。

日本人離れしたイケメンの男性(マネージャーでしょうか?)が

丁重にお迎えに。

フロントで手続き中に

「もし よろしかったら・・」と

トラベルナビが お一組さま 開いておりますのでご利用なさいますか?と。

    (念の為 ワクチン接種証明書と健康保険証は持参していました)

 

勿論。

県のトラベルナビを調べたけれど 良く分からなくて・・・

旅行会社を使ってないので、お宿も私達も手数料無しの価格。

そこに またまた 割引が付くなんて

なんてラッキーなんでしょう。

 

フロントに居る時から 硫黄泉の香と暖かさが伝わってきます。

雪道を滑らない様に歩いたので

お部屋に通されるなり、 靴と靴下を脱いで ベッドにドン!

壁に飾られている プリザードフラワーが私のすきな紫の欄。

 

 

一休みして お風呂に。

書き込みには小さいと書かれて★4つだけど

…私には・・・

だから 良い。

 

大きな浴場は滑りやすく、捕まる所も無いのは恐怖の一言です。

家族風呂の2倍くらいの大きさの内風呂と露天風呂。

 

露天風呂は源泉かけ流し 

硫黄の香、湯の花、心まで溶けてしまいそう。

 

外気はマイナス8度とか。

70度近い温泉が 何とも言えず心地よく ずっと入って居たかったが

ちょっと お腹がすいて来た。

 

デナーは あらかじめ 地産のビーフステーキを注文しておきました。

マネージャーが運んでくれて、

ご案内ではビーフステーキ100gとありましたが

 本日は特別 150gでございます。勿論 ご予約のお値段でございます。・・と

こんなに ハッピーで良いの???

 

柔らかい味付けの懐石風のお料理に 食前酒にカクテルを注文しました。

 

ディナーな終わるころ、ロマンスグレーの男性が出口でご挨拶に。

彼が 電話の支配人かもね。 彼も昭和のイケメンです。

 

交通費も半額。

お宿もこんなに沢山食べて…1泊2人で23000円でおつりありです。

 

先週の大雪は止んで 抜けるような青空です。

レイクビューの素敵なお部屋と 上品なお料理

外気はマイナス8度10度なのに 自宅の何倍も暖かい。

ベッドはシモンズ製。

 

冬季は湖を廻るクルーズ船がお休みなので

友と 「夏に又 来ようね」 異口同音に発した言葉です。

旅は良いね~

温泉は 癒されるね~

 

主婦根性が・・・・

 光熱費、大分掛かっているけど 儲けがあるのかしら?

頑張ってるね~

素敵な 支配人とマネジャーに 感謝です。

素敵な 旅をありがとうございます。

 

部屋から見える夜明けの峰


里山の冬・・・私は好き

2023-01-25 13:39:01 | 生 活

2日程前から ピリピリとした寒さです

 

今朝から 白い物が舞ってきたわ~と思っていたら

あっと言う間に、屋根も 道路も真っ白に 変身~。

 

お勤めの方は大変ね・・

且つての自分の姿と重ねて思い出してほくそ笑む。

 

でも 今は 1週間で1回位しか外出しない生活だから

ちょっと 光熱費が気になって節約生活だけど、

家の中で ちんまりと 過ごすには とても良い景色なのです。

 

やっと冬が来た・・・。

犬の如く、心の中は ちょっとはしゃいでいる私。

 

江戸川が東京湾にそそぐ、そんな町で産まれ

都心まで勤めに行って、

夜の8時からが本番とばかりに

にぎわう繁華街で

会社の上司の誘い、指示を

当然とばかりに付き合って生きて来た私の過去。

 

福祉の未熟だった時代に

だから子育てもできたけど

成れの果てが この身体なのです。

 

男性の多くはこんな人生を生きている・・・と

今、そう 思える歳になりました。

 

両親を送ってからは、姉・兄との関係も難しくなって

13年前 この里山に移住してきたのです。

 

住めば都。

心の清い人々との出会いがありました。

夏は、杉の木の香りが町中を潤します。

 

交通機関は乏しいから 無駄にショッピングはしないで済みます。

 

紅葉の秋、観光客で一際にぎわう。

艶やかで尚、ジンと心に染みる奥深さは、

私の好きな加賀友禅の訪問着のようです。

 

今年は10年来の寒波、降雪とニュースが流れるが

やっと 冬が来た~と私はこの時の流れを受け入れています。

 

里山の冬は 雪が無ければ 色気が無い。

春夏に数々の花を咲かせる野山で

秋に積もった落ち葉を 土に戻す為に必要な雪ですもの。

 

山に積もった雪は 春には里に川となって田に流れ

稲が植えられ、日々成長していく様は

       人の一生を見るように 心に染みる風景です。

 

私はこの雪模様が好き。

この歳になったからかもしれないが。

雪が川となり・・・動、植物が生きている四季を実感できるのです。

 

ちょっと寒いけど 私は この冬景色が好き。


息子の思いやり2と施設の現実

2023-01-21 10:16:39 | 生 活

息子が「群馬の施設に入る?」って聞いて来たのは

多分、私が施設での生活を 心底望んでいると・・・。

 

でも 違います。

鎖骨を骨折し手術し、金属棒を入れたまま

8カ月は動作制限があって暮らさなければならず

ヘルパーさんが週2回来てくれても 家族の様に我儘も言えず

45分間の家事支援では 暮らして行けず

隣の市のケアハウスに入居したことが有ったのです。

 

書類上は月々10万円も掛からないと書かれても

自室の 電気、水道が別途、

ワンルームとトイレだけなのに今の暮らしよりも高い請求でした。

公共部分水道・光熱費が含まれているのです。

 

60歳から100歳近い人までいるケアハウスの食事は

当然、高齢者に合わせているので物足りず

近所のスーパーなどで買い物をして ミニキッチンで調理して食べる。

季節の果物も欲しい。

洗濯物はコインランドリーで洗濯200えん。ドライ200円

病院に通うタクシー代、医療費、外食代

病院ではないので、自室以外パジャマ禁止なので

衣類も買わなければならない。

 

仲良くなった 入居者さん達との交友費もそこそこ必要で

結局、契約書の金額の1.5倍は必よなのが解り、

そこそこ 預金残高も寂しくなって 考えが甘かった事を反省中。

生涯、居るつもりだったので 断捨離をして行ったが、

自室のカーペット、ラグ、ミニテーブル、 電気コンロ、トースターなど

又 買う事になったのです。

 

そこまでは、私の至らなさ・・・

年齢は80歳を超えても 性欲の強い男性などが

無言で部屋に入られたりのハプニングあり

夕飯は共にした、お仲間が夜には倒れて救急車は頻繁に、

そして訃報。

段々、訃報に慣れてくる自分が怖くなります。

~あ・・そうなんだ!! 施設っていう所は

    お迎えが来るのを待つ 待合室なんだ~と理解した時

居たたまれなくなって、当然退去しました。

 

救急車やパトカーのサイレンが頻繁に聞こえる

施設の夜は けして ロマンチックでは有りません。

 

私のお茶友達も 1年半で 数名 旅立ちました。

でも、私達は お別れに行く事は出来ないのです。

「昔、看護師」だったスタッフが 高齢者の薬管理を間違えて

2回分飲ませてしまう事件有り、

車いす生活の人に、リハビリだからとカーテンの開閉を指示し

見守りしていなかったので、転倒しても数時間気付かず

重度の障害を重ねる結果に、

でも、施設も監督官庁も、謝罪や見舞金などは皆無でした。

 

「こんなところで死にたくない」と思っていたら

県営住宅の空き室の募集が目に留まり、即座に応募。

パソコンあってよかった~。

急いで書類を取り寄せ、あと1時間で終わりの時に

滑り込みセーフで 今の部屋を獲得しました。

今の方が経済的には ゆとりある生活です。

よい体験でした。

 

息子よ。 私は施設が好きなんじゃないよ。

自室か、病院で 終わりたいのが本音なんだよ。

貴方達のお荷物にならない様に 暮らすけど

 後かたずけだけは してね。

  僅かだけど 保険もかけてあるから。

 

 

 


息子の思いやりなのね?

2023-01-20 18:04:06 | 人間関係

ずっと忘れていたのに・・・思い出してしまった息子の言葉

息子は大学時代、飲食店でバイトをしたことがきっかけで

卒業後、そちらの道に就職し

群馬県で働き始めました。

接客に慣れている息子を慕ってくれて

良く食べに来てくれるお客様もいる様で

息子のお嫁さんもその一人でした。

最初は 女子会で大勢で通ってくれた彼女から

積極的にアプローチがあって・・・結婚する事に。

 

本音を言えば、娘も息子も手の届くところにいて欲しかったが、

娘もお嫁さんも看護師の道に進み、

息子も娘の夫も、好きな人生を歩かせたい。

 

子供達が相次いで結婚し子供が産まれた53歳頃から、

私の心身に異変が始まり、結局難病で障害者に。

今は要介護1でヘルパーさんの助けなくては生活できません。

孫が産まれても、何も手伝いができない私。

息子夫婦は4人の孫を設け、一生懸命共働きをしている。

 

私が同居を求めれば、介護認定がとれても、ヘルパーさんは入れません。

息子もお嫁さんも変則勤務にになり

騒がしい孫が喧嘩したり、その孫を叱ったりする声が

私の身体を疲弊させ、家事全般を請け負うのは無理です。

 

治療薬の副作用で骨も脆くなり、骨折も頻繁です。

お弁当の宅配でしのだ時もあって、悲しくなりました。

ケアマネさんと相談して、年金で入居できるケアハウスを探し

見学に行ったり、体験入居をしたりの時もありました。

 

息子夫婦は、お嫁さんの実家の近くに家を建てました。

6人家族では賃貸住宅では狭いし、

変則勤務の看護師を続けるためには、実母の助けが必要なのも判るし、

でもね~

息子は言ったんですよ。

「おかあさん! いずれ群馬の施設にはいる?」って。

言葉無く、首を横に振りました。

 

若いから分からないのかな~。

だれが好んで、施設入居を選ぶでしょうか?

終の棲家にするでしょうか?

 

孫たちもいずれ独立して家から離れて行く時

解るのかな~。

 

私が健康だったら

稼ぎもするし、孫のお守もできるけど

今、貴方達と同居すると、ヘルパーさんも入れないし、

家族介護が前提になるのよ。

疲れて帰って来る貴方達に、

いつも笑顔で迎えられる身体じゃないのよ。

日々 体調は違って 寝込んでいる時もあるのよ。

 

そう言いたかったけど、

息子の 思いやりからでた言葉なのかな~。

たぶん そうね。

 

 

 

 


有能な保険マンに幸あれ

2023-01-19 19:27:32 | 社 会

昨年11月に掛かって来た1本の電話。

相手は、私が加入している外資系生保の代理店。

名前はAさん。

電話で 大まかな話を聞いてはいたが、

73歳で持病があって・・・

保険の見直しなんてムリムリとお断りしたが、

設計書をお作りしますので、説明だけで結構ですので・・・と口説かれ

お約束した日時に、パソコンをリモートにしての会話に

身だしなみ、言葉選び、声のトーンが良く

ダメ元で 見直し設計をして頂くことになったのです。

 

実は私、33歳の時に子供を連れて嫁ぎ先を出て

最初に就いた仕事が生命保険の外交員だったのです。

幼い子供がいるので、時間的に融通が付き、

収入も出来高で男女格差がない職業。

朝、朝礼をしてコール(本日の目標)して出発です。

 

その保険会社は教員の共済がメインで

あとは、各職種の組合関係なので比較的安全でした。

 

かつて、結婚した相手は電子基板の町工場を営み

私も事務やその他雑用を手伝っていたのです。

子供がいるとは言え、まだ20歳代だったので

足しげく通って来る「保険のおばちゃん2人組」に

余り良い印象が持てませんでした。

男性の多い職場とは言え、歳若い女性のパートさんもいます。

 

そんな職場に来て、営業の男性と猥談で喜々とする姿、

年齢も40歳代なので、ちょっと世間擦れした感じでした。

 

だから、まさかの就職です。

与えられた学校は、もう辞めた人が担当だった学校。

先生方とお話出来るのは 昼休みと放課後が主です。

社員らは、隙間時間は喫茶店で話込んだり、知人の所で

紹介を貰うべき根回しをしたり、それぞれ自由です。

 

私はマイカーで営業していたので

スーパーで買い物をし自宅に寄り、夕飯の下ごしらえ。

午後は 子供が無事帰宅しているかを確認です。

子供達に友達が出来て賑やかに遊ぶようになり、

アパートの鍵を首に下げての生活にも慣れたようなので

誰も手を付けていない 鮮魚組合を貰い

学校の合間に回る事にしました。

先方の都合で、土、日曜日や夕刻に予定が入ると

子供2人を車に乗せて出かけ、商談中は、

車の中でカセットテープを掛け、飲み物とおやつで良い子の約束。

そんな時は 外食です。

 

自分が保険会社で働いて分かった事は

働き方は人それぞれ、その人に顧客が付くということです。

 

契約イコールお金なので、女同士の妬みや奪い合いもあり

「世間を知るきっかけ」でもあり1年3カ月でしたが、

良い社会勉強でした。

 

そんな過去の経験が、外資系の保険会社の営業方針に

スマートさと将来性を感じ、在職中は自社の保険に入ったのですが

親族、友人を勧誘する事はせず、自社の保険が満期になった後は

外資系の保険にネットで加入したのです。

ネット加入では、所謂 担当者が居ないので、

しつこい電話抗戦も無く、 給付請求もネットで用紙を取り寄せて

送付するだけです。

 

今回出会った、ファイナンシャルプランナーのAさんは

私のように、担当が付いていないフリー契約者を拾い起こしを

していたようです。

 

成績の出ない営業マンはまず親類、友人に手を付けて

交友関係の破綻や、自腹支出で長くは続かない様です。

 

Aさんの仕事へのプランニングにも共感でき

書類送付のお知らせ電話。

書類到着の確認電話。

現在の進行状況の通知‥等々

ナイスタイミングで「○○様、今お電話よろしいでしょうか?」と

掛かって来るので、日々のスケジュール管理の出来た

営業能力のある方と感じました。

 

ついに、審査が通り、保険証券が届きました。

病気、怪我での入院・手術の保障は開始しました。

後、ガンの保障は90日間の無担保期間があるので、

ガンの保障開始日に 連絡が来ることになっています。

 

コロナ禍で、企業や家庭に廻れないここ数年間

厳しい状況下での仕事だと思います。

顧客のタイミングを把握し、電話、書類、リモートを駆使ての

営業活動は厳しかったことでしょうが、

何故か、過去の私を投影するような そんな感覚でした。

 

有能な営業マン Aさんに幸あれ・・と思った出来事でした。