9月ともなれば早秋とかくべき季節だが
今年は まさに晩夏の暑さでした。
11日に医療センター受診後、疲れを感じ夕飯もそこそこに床についてしまったが
翌朝、寝汗びっしょり、頭ふらふらで
いつも枕元に用意してある体温計を加えると
40度近くまで上がっていく。
一度は起床し水を飲み・・・またベッドに。
食欲無し! 思考力無し!
午後になったら熱が下がった。
幸いとばかり、シャワーを浴び着替えをして
何某かの食事をとるが味が妙?
甘味も塩味も感じず、苦味だけ。
こんな時間を3日程過ごして近所のクリニックに電話をした。
私は幾つもの難病と言われる疾患を抱えて、多量の薬を服用しているので開業医の敵らしい。
この里山の町に着て13年が過ぎたが、
風邪らしき発熱等で開業医を受診しても
お薬手帳を見るなり「掛かりつけ医(大学病院)に~」と返された事数回。
救急車を呼んでも、受け入れまでに3~40分の待機で
ご近所さんの人だかりで大変な事数回。
そんな経験から様子見をしていたが、
幸い今回はクリニックの外のベンチで抗原検査をしてくれて
コロナと判明、解熱剤、整腸剤、トローチが出された。
掛かりつけの大学病院のOBドクターのクリニックが幸いだったようです。
その後、約10日間の自宅療養。
規定では5日らしいが、味覚障害でまともな食事が出来ず
水分と手つくりシャーベットとしか美味しく感じない。
当然ヘルパーさんは支援に入れないので、
冷凍庫に買いだめしてある食品を
レンチンしてほんの少しお腹に入れるが
残りは廃棄。
時間の感覚も無くなって
妙な夢を次々とみる。
蒸し暑さと発熱で着替えをするので
洗濯物は 小まめに固唾けておいた。
もしも・・・を考えると
寝室を乱雑にしておくことが憚れるのです。
何時になく長~い2週間を経験しました。
変異株コロナがでたら、今できた抗体は役立たないのかな?
又、罹患するのかな?
何十年ぶりの高熱で3kg程体重がへりました。
未だ味覚異常で食事は義務で摂っている感じ。
忘れられない晩夏が過ぎて行きました。
遠くの親戚近くの他人、とはいいますが、中々心開ける人はいなく、一人で生きていくんだ、と覚悟を決めたつもりでも、体が弱ってくると心細いですよね。長男の嫁は私も同じで、思い出しただけでも苦しくなるので忘れることにしています。結婚した時からいわゆる不幸がはじまりましたから。回復をお祈りしています。
誰かの救いを待っているわけでもはありませんが、どこかで周波の合う方が居ると思うだけで幸せな気持ちになります