YOU THE FITNESS CAMP!

めんそ~れ!葉山から沖縄へ移住したゆうちゃんより、時々みなさんへお便り。

北丹沢12時間山岳耐久レース

2010年07月05日 | Run
なんとも恐ろしい大会でした


日本屈指の難関レースを走破しましたが、普通のマラソン大会を完走すると喜びに満たされますが、今回は、やっと地獄から解放されたという心境に…


世の中には凄い人達が沢山居ますね。
トレイル初挑戦でしたが、本当に素晴らしい走りっぷりを沢山見させていただきました。


また、走ルネ会の勇者達、ナスの仲間達、お疲れ様です。練習も含めて、良い思い出ができました。色々とお世になりました。ありがとうございます



トレイルは、体の使い方が普通のマラソンとは全く違うんですね。
何パターンもの動きが必要とされます。

走り方は色々ありまして、道の状態に合わせて、体の方向、重心、足の方向、歩幅、上体の使い方を替えていきます。

バランス感覚も必要ですし、時には四つ足になります。
ロープを使う所も出てきますし、落石もあり、危険はいっぱい。

普通の登山ならゆっくり対応できますが、トレイルなら、瞬時に反応していくことになります。

また人が通る幅も限られていますので、ちんたらしていると、後ろの方々に迷惑がかかるので、追い込まれる様にスピードに乗らざるえませんひえ~。
私なんぞは、木にしがみついて、後ろから来る人に道を譲っていました。

靴のフィッティングも違うので、今回大失敗。サイズも紐の縛りもきつめにしないと捻挫します
靴を脱いだら、靴下は破けているし、指の爪が御臨終…。
爪ポロリと外れた状態で次の北海道に参加することになりそうです


人を抜こうと調子にのったばかりに、木の根っこに足が引っかかり大転倒したり


何度も急斜面のぬかるみに足を滑らせ、尻餅ワールドでした。



この大会のコースは、全行程44.24㎞
三つの山越えをします。

最初は標高1,280m。越えた後第一関門。

次は、1,000m、そして第二関門。

2つの厳しい制限タイムをクリアした後に、
最後の山1,433mを登ります。

最後の山は正に地獄絵巻。
人があらゆる所で、倒れています。ま、その内に1人ですけど、10M進んではへたり込み、5M進んでは木にしがみつき、一層のことヤマンバと化そいうかと思いました。


石、草や木をかき分ける激しい下りの末ゴールを目指すのですが、気持ちは、山からの大脱走。プリズンブレイクばりに逃げる感じです。
私なんぞは、泣きじゃくりながら逃げていたので、平地に入った時、応援のおばさん達に笑われました


や~、はせゆう生還しましたよ!