今日は雨が降ったりやんだりで、はっきりしない天気でしたね。
今日は、週の始まり月曜日で練習日でした。今時の小学生は、我々の頃に比べると成長も早く、今日の練習では故障者が多く別メニューでやっている選手が多かったです。いわゆる成長痛というやつです。
そんな中で、終始落ち込んでいる選手がいました・・・・・。タクミです。以前から言われ続けていた事を、今日も監督に注意され、違うグループでやれと言われ、落ち込みながら練習をしていました。多少は良くなったのですが、再び監督に怒られ、こらえていた涙が、つぶらな瞳からとめどなくこぼれ落ちました。
指導者の目は、自分で悪いところを直そうと思わないものには、容赦はありません。
すかさずタクミを呼び【タクミ、どうして泣いているんだ?】と、わざと聞くと【出来ない自分が悔しいからです】と答えます。【そうか、じゃあ出来るようになるまで練習をして監督を見返してやれ!】と言うと、涙ながらに【はいっ!】と答えてくれました。その気持ちを確かめたかったのです。【投げた後も自分で足が何処に出ているかを充分に見ろ!】と言いながらキャッチボールをしているとタクミが駆け寄ってきて、【どうやったらいいのか分からないんです】と言い出しました。それなりに思いつめる事もあるでしょう!でも足の出具合はOKなんですよ!それを本人に伝えたんですよ。それなのに駆け寄ってきたんです。(T-T)
頭の中がパニックになっているのがよく分かります。それなので、【もう何も考えずに左足、まえ、まえ、前と言いながら投げろ!】と言うとニコッ!と笑っていました。
それでもその後の練習が、神経からなのか思い切り出来ずに、体調が思わしくないようで今日は途中で帰りました。
タクミ・・・・・総監督、監督、コーチはもちろん直してもらいたいから言うんだよ。決してタクミをいじめようとして言ってる訳ではないんだよ。 そしてタクミなら出来ると思っているからこそ言うんだよ。出来ないと思う選手には何も言わないよ。そもそも出来ない選手は、うちのチームにはいないよ。
まだまだこれから先、いろんな事があるよ。色々な経験をして、みんなで頑張っていこう!頑張れタクミ!