Harumichi Yuasa's Blog

明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)教授・湯淺墾道のウェブサイトです

韓国の性衝動薬物治療法に関する検討

2012年07月01日 | Weblog
土曜日は午前中の飛行機で北九州空港に飛び、九州法学会(於:北九州市立大学)に参加した。主な目的は、神山智美氏(九州国際大学)の「災害時要援護者支援制度における情報収集・情報共有と個人情報保護」を聞くことだったが、美蘭氏の「韓国の性衝動薬物治療法に関する検討」という発表も興味深かった。

韓国では近年、性暴力犯罪が増加しており、2001年から2010年までにほぼ倍増(年間約2万件)という。これに比例して児童を対象とする性犯罪も増加し、これもほぼ倍増した。
これに対する対策として、性犯罪者の身上情報公開制度及び位置情報公開制度と、常習的な性犯罪者に対する性衝動薬物治療法という3つの制度が導入された。常習的な性犯罪者に対する性衝動薬物治療法とは、常習的な性犯罪者に対して、強制的にホルモンを抑制する薬物を投与することを裁判所が命令する手続について規定する法律である。
ホルモンを抑制する薬物治療というのは、要するに性欲を抑えるということらしい。
欧米でこの種の目的で最初使われた薬物はエストロゲンであるが、副作用もあるので、近時はMPA、CPA、デポプロベラ等が用いられているそうだ。韓国で用いようとしているのは、性腺刺激ホルモン放出ホルモン拮抗薬という薬物だという。
この法律の制定後、2012年6月現在、1名に対して治療命令が出された状態となっている。対象者は児童に対する性犯罪で前科4犯の者で、今後4年間、仮出所してから3ヶ月に1回、薬物治療を受ける命令を受けた(同時に位置情報を発信する電子装置を常時装着しなければならない)。
問題点はもちろんあり、薬の副作用及び効果の問題、治療命令の主体と対象者の問題、対象者の同意の問題など非常に多い。また薬物治療の費用の問題もあり、3年間であれば1500万ウォン程度となるそうだ。原則としてはこれは本人負担という。本人に負担能力が無い場合には、国が負担することになる。
また氏からは、薬の投与を止めれば性欲は復活するから、薬で抑えている間に心理的に矯正しないと、薬の投与を止めた途端にまた性犯罪に走るということにもなりかねないという指摘があった。これは重要なポイントのように思われた。
また韓国では保安処分が比較的に広範に認められており、この強制的薬物投与については保安処分の一つであるから法的には問題ないという議論があるという。そもそもこの法律が制定されたのは、前述した性暴力犯罪の増加に対して対策を求める世論の高まりに政府が応えざるを得なくなったということがあるようで、反対論があったにもかかわらず立法が強行されたようだ。

下記は「中央日報」の記事。
児童4人に性犯罪、韓国で初の化学的去勢へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡田行雄『少年司法における科学主義』(日本評論社、2012年)感想

2012年04月26日 | Weblog
 九州国際大学におけるかつての同僚であり、現在は熊本大学法学部に勤務されている岡田行雄教授が、『少年司法における科学主義』を上梓された。
 
 筆者の岡田教授は、聖カタリナ女子大学(現・聖カタリナ大学)在任中から、家裁調査官をはじめとする少年司法の関係者と非常に密接なネットワークを構築し、そこから得られた知見は本書の随所に活かされている。
 その一つは、本書第1章「科学主義の理念とその危機」であり、調査官をめぐる状況変化と社会調査(ここでいう社会調査とは、一般的な社会調査とは異なる)の変化については、調査官に対するアンケート調査の結果に基づいた「現場」からの声を土台とする考察が加えられている。アンケート調査にあたっては全司法労働組合の協力が得られたそうであるが、岡田教授の常日頃からの関係者との緊密な関係があってはじめてアンケートへの協力が得られたと言っても過言ではないと思われる。

 その一方で、せっかくのアンケート結果の分析については、やや物足りない感もうける。
 この種のアンケート調査は回答数も限られ、有効回答率を高めることは至難の業である。統計学的な有意性を追求することはそもそも不可能に近いと言ってもよいが、各設問に対する「無回答」がかなりの程度存在するのが気になるところである。数次にわたる法改正の結果、社会調査その他に対して変化が生じたかという問いに対して、ほとんどの設問で「生じた」「生じない」に対する回答数よりも無回答数のほうが上回っている。回答選択肢が「あった」「なかった」という二者選択であったようなので、「わからない」「どちらともいえない」と回答したかった調査官が、無回答を選択したものと思われる。
 この点に関して、「わからない」「どちらともいえない」と回答したかったのは、どのような調査官なのかを、調査官の属性(採用時期、担当歴等)とクロスで分析すれば、新たな知見が得られたのではないだろうか。これは、各設問の回答状況と、各設問の回答間のクロスについても同様である。
 
 本書の随所で、『再非行少年を見捨てるな ~ 試験観察からの再生を』の共著者らしく、再非行少年へのステレオタイプを排し試験観察の意義を評価すると共に、事案処理の迅速化、個々の調査官の専門家としての判断の余地縮小、他機関との連携という名の下の画一的処理を求めようとする最高裁の姿勢に対する厳しい批判がみられる。これらの批判は、岡田教授が上述のネットワークを背景とした現場の実情を踏まえた議論を展開しているだけに、説得力を持つものとなっている。

 内容は、まさに少年司法における科学主義という「これまで正面から取り上げられ、深く検討されてきたわけではな」かったテーマを学術的に扱うものであり、門外漢の私にはとうてい批評の任は務めうるべくもないので、一読した感想を若干述べさせていただいた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謹賀新年

2012年01月01日 | Weblog
あけましておめでとうございます。

新春は、祖父在命中からの習慣で朝、藤沢の荘厳寺という小さなお寺に墓参し、その後実家でお屠蘇を祝いました。





雑煮は、それぞれの地方の独特の習慣があると思いますが、父方では焼いた角餅に大根、ほうれん草、人参を入れたかつおだしのすまし汁です。
おせちは今年もほとんどが妻の手作り、ただし熊本で買ってきた辛子レンコンなども入っています。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1/17(土)情セ大大学・専門学校・高専生対象説明会開催

2011年12月26日 | Weblog
情報セキュリティ大学院大学では、このたび下記の日程で、大学・専門学校生・高専生を対象とした大学院説明会を開催いたします。
情報系・理工学系学部の方はもちろん、経済・経営・法・商ほか人文社会科学系学部の方々のご参加も歓迎いたします。
2004年の開学以来、本学では極めて高い新卒内定率を維持。
大手企業等に勤務する社会人学生との切磋琢磨で、確かな実力が身に付きます。
2012年4月入学をお考えの方はもちろん、次年度以降の進学を検討されている方もぜひお気軽にご来場ください。

実施概要

日時 2012年1月14日(土) 13:30~16:30(開場:13:00)
会場 情報セキュリティ大学院大学
(横浜市神奈川区鶴屋町2-14-1 横浜駅きた西口より徒歩1分)
主な内容
(予定)
13:30~14:20 大学院紹介(50分)
カリキュラム/育成人材像/4コース概要/学生生活/就職状況/入試/学費・奨学金制度等
14:30~15:40 コース紹介(40分) セキュリティ・リスクマネジメントコース/法とガバナンスコース/システムデザインコース/暗号テクノロジコース
在学生・OBスピーチ(30分)
15:40~16:30 コース分科会(学内見学、個別相談含む)等(約50分)

【大学・専門学校・高専生対象「情報セキュリティ大学院大学 説明会」申込み】フォームより必要事項を入力の上、お申込みください。

また、FAX・お電話でのお申込みの場合は「参加希望日時・住所・氏名・連絡先電話番号・E-mailアドレス・ご所属」をお伝えください。

当日参加も可能ですが、資料等準備の都合上なるべく事前にお申込みくださいますようお願いいたします。

問い合わせ先

情報セキュリティ大学院大学 事務局
TEL : 045-311-7784
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕張鹿鳴館

2011年09月29日 | Weblog
夕張鹿鳴館(旧・北炭鹿ノ谷倶楽部)を見学。











北炭(北海道炭鉱汽船)が迎賓用に作った施設だそうで、昭和天皇の夕張訪問の際に御座所として使われた。



















夕張鹿鳴館の意外な見所は、建物や調度品だけではなく、館内のあちらこちらに置いてある電気器具類だ。
御座所や、応接室においてあるストーブは、相当の年代物で、一体いつごろのものなのか見当が付かない。





冬場にこのストーブだけではとても暖房の用には役に立たなかったのではないか思われるが、石炭を焚くほどではないが朝晩がちょっと冷え込むという時期に使ったものかもしれない。

「VICTOR」のテレビは、テレビ放送最初期のものであると思われる。グランドピアノの形をした電気蓄音機やラジオも、戦前のものか、あるいは戦後すぐのものだろう。





このラジオには目盛のところに世界の主要都市の名前が刻んである。どういう用途でこの目盛を使ったのだろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕張・真谷地紀行

2011年09月25日 | Weblog
母方の墓参のため、7:30発札幌JAL便に乗り、9:00すぎに千歳空港到着。
レンタカーを借りて出発、今回の旅の足はマークX。
10:00前に沼ノ沢駅前に到着した。





かつて沼ノ沢から真谷地までは専用鉄道が敷かれていた。沼ノ沢駅から、東方の真谷地炭鉱までの4.4kmを結んでいた北海道炭礦汽船の専用鉄道である。真谷地炭鉱の閉山に伴い、1987年に廃止された。沼ノ沢駅の構内もかつては大変に広かったと思われる。今は一日に数本のディーゼルカーが通るだけである。



Aコープで墓参用の花などを買い、沼ノ沢駅舎を利用したレストラン「おーやま」で昼食。夕張特産の長芋をつなぎに使った長芋ハンバーグを食べた。



その後、真谷地踏切を渡り、真谷地の祖父母の墓に墓参。
市営墓地は、「六区」のあたりにある。



真谷地では、炭鉱労働者の住んでいる地域を一区、二区、三区というように区で分けていて、六区のあたりには比較的に新しい、しかし空き屋の多い市営住宅が並んでいる。





車を持っていない六区の住民の足は夕鉄バスである。





真谷地市街地のほうにも行ってみた。市街地というのは、文字通り地名が「市街地」なのである。

今では「市街地」といっても十数戸が残っているばかりで空き家と空き地ばかりになっているが、真谷地炭鉱の最盛期は、ここが真谷地の目抜き通りであった。大正時代から開けてくるようになり、大通りと裏通りの2本の道の両側に商店が密集していた。規模はさほど大きくなかったとは思うが、花柳界もあったという。






夕張は、蛇行する夕張側に沿うようにして、わずかな川岸の平地に市街地が散在する。真谷地市街地も、2本の道に併行して片側は深い崖、反対側はかなり傾斜のきつい山になっている。
この真谷地の市街地は、昭和27年の大火で全焼してしまう。
夕張市の「消防年報」によれば、このときの焼失戸数121戸、死者1名とあるので、この狭い2本の通りの両側に100戸以上の建物があったことが分かる。祖父の家は裏通りにあり、隣は大工の棟梁の家だったそうだが、このときの火事ですべて焼けた。祖父は隣家の棟梁に頼んで家を建て直すが、この大火を境にして、真谷地市街地の衰退が始まっていったようだ。



googleマップでこのあたりを大きく拡大すると、三浦商店という店があることがわかる。

http://maps.google.co.jp/maps?q=%E7%9C%9F%E8%B0%B7%E5%9C%B0%E7%94%9F%E6%B4%BB%E9%A4%A8&hl=ja&ie=UTF8&ll=42.969585,142.059437&spn=0.001494,0.003433&sll=42.969517,142.059757&sspn=0.001446,0.003433&vpsrc=6&brcurrent=3,0x5f74bf117e9994d1:0x318b16e2b7a54fbd,0&t=m&z=19

この三浦商店は、86歳になった伯母の同級生の三浦さんの店。伯母は「れいちゃん」と呼んでいた同級生が細々と店を守っていたが、今年の春に亡くなられたそうである。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

情報セキュリティ大学院大学大学院 9/17 東京説明会のお知らせ

2011年08月12日 | Weblog
情報セキュリティ大学院大学ではTKP東京駅八重洲カンファレンスセンターにて下記の日程で「大学院(情報セキュリティ研究科)説明会」を開催いたします。

当日は、カリキュラムの特色や育成人材像、通学プラン、入試などについての説明に加え、本学での講義やゼミの雰囲気を少しでも感じていただけるよう、本学の専任教員による模擬授業も組み込ませていただきました。

2012年4月入学をお考えの方はもちろん、次年度以降の進学を検討されている方もぜひお気軽にご参加ください。

日時 2011年9月17日(土) 14:00~16:30(開場 13:30)
会場 TKP東京駅八重洲カンファレンスセンター カンファレンスルーム 1A
 (JR東京駅八重洲南口より徒歩5分、銀座線京橋駅(7番出口)より徒歩2分、 都営浅草線宝町駅(A5番出口)より徒歩4分、有楽町線銀座1丁目駅(7番出口)より徒歩5分)
 http://tkptokyo-cc.net/access.shtml

主な説明内容
* 大学院紹介 (50分)
カリキュラム/育成人材像/4コース概要/学生生活/修了後の進路/入試(一般・社会人)/学費・奨学金制度について等)
* 模擬授業 (20分×2)
有田正剛教授「暗号理論から見たソフトウェア難読化」 
湯淺墾道教授「何が合法、何が違法?:コンピュータ・ウィルス作成罪」
* 個別相談(希望者のみ)

お問い合わせ、お申し込みは下記のサイトにどうぞ。
http://www.iisec.ac.jp/event/20110917setsumeikai.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横浜海上防災基地・工作船展示館見学

2011年08月02日 | Weblog
情報セキュリティ大学院大学・林紘一郎学長以下、教員と学生の合計約10名で、海上保安庁横浜防災基地を見学した。
横浜防災基地約150億円をかけて建設された施設で、海上保安部も同居しているが、大災害時などに防災基地となるように設計されている。
内部には、映画「海猿」で有名になったダイバー訓練用のプールや、水中で船体を切断して船内に救助のために入るための訓練を行う特殊プール、降下訓練を行う部屋などがあり、ちょうど艦橋からロープで下りる訓練を実施中であった。





その後、巡視船「しきね」の船内を見学。「しきね」は平成21年に竣工したばかりの新鋭巡視船で、最高速度27ノット以上という高速船である。

その後工作船展示館(正式名称は、「海上保安資料館 横浜館」)を見学。2001年に発生した北朝鮮工作船事件で沈没した工作船を引き上げて、展示してある。モーターボートに毛が生えた程度のものかと思っていたところ、意外に本格的なものであった。漁船風に偽装してあるが、船尾がパックリと開いて上陸に使用する小型船を収容できるようになっているなど、本格的なものだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラジオ番組でコメント

2011年07月28日 | Weblog
東京FM(80.0)の「TIME LINE」という番組があるが、7月26日(火)の番組で、AKB48のネット投票について取り上げた際、電話でゲスト出演してコメントした。
http://www.tfm.co.jp/timeline/index.html
http://twitter.com/#!/TOKYOFMtimeline

コメントしたのは、インターネット投票のメリットとデメリット。
またインターネット投票が実際に行われている国として、エストニアの事例を少しコメントした。
2011年の国会議員選挙では有権者中の電子投票利用率は15パーセントを超え、投票者中の電子投票利用率も20パーセント以上となっている。また、期日前投票における電子投票の利用率はついに過半数を超えるに至っている。

エストニアにおいてインターネットを介する電子投票を成功裡のうちに実施することができた背景には、3つの要因があったと考えられる
第1の要因は、インターネットの普及度と電子政府の達成度の高さである
第2の要因は、電子投票に対する世論の支持である。民主化の途上にあったエストニアにおいては「電子投票の導入により投票率の向上が見込まれ、したがって民主主義に対して好影響を与えるはずである」という文脈において電子投票が理解されていたためであると思われる。
第3は、電子投票を導入しやすくする法制度の整備と法解釈である。IDカードに関する一連の法律の整備によって本人確認と電子署名が行えるようになったことが大きい。また、エストニアの電子投票では有権者は投票締切までに投票をやり直す(投票を変更することができる)が、エストニアの最高裁判所は、インターネット投票は投票の監視ができないので強要や買収が行われる蓋然性は高いが、仮に選挙人が何者かに強要されて電子投票を行わなければならなかったとしても、その選挙人は電子投票または紙の投票によって再度投票し強要された投票を変更することが可能であるから、投票の自由を絶対的に侵されるということはなく、選挙人が電子投票によって行った投票を後から変更することができるという可能性は電子投票における投票の秘密と自由を保障するためには不可欠であると判示している。

課題は、セキュリティの確保である。
エストニアはこれまで数度にわたって大規模なサイバー攻撃を受けた。2011年の国会議員選挙に用いられた電子投票システムについては、各有権者がアクセスするコンピュータのセキュリティ対策が不十分である場合、その端末にコンピュータ・ウィルスを感染させ、その端末から正常に投票できないようにすることが可能であると指摘されている。
自宅や職場等の汎用のコンピュータからの投票を可能とする以上、電子投票システムだけではなく、投票に使用する各端末のOSのアップデートやセキュリティ対策をどのように確保するかという点も課題である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女性の政治参画に関する意見交換会

2011年07月24日 | Weblog
7月22日、北九州市立大学の田村慶子教授とご一緒に、海老井悦子・福岡県副知事との「女性の政治参画に関する意見交換会」に出席した。
福岡県は、政治への女性の進出が比較的に低い県である。県議会の女性議員は現在、3名にすぎない。このため、福岡県の第3次男女共同参画計画では、「行政、政治分野への女性の参画促進」の項目が新しく立てられている。
勇壮な博多山笠や「博多御寮さん」に見られるように伝統的に男性優位の社会ということもあるのだろうが、各国における女性の政治参画の現状、県としての政策の可能性、3.11の震災を一つのターニングポイントとして日本社会・経済が変わりつつある中でのワーク・アンド・バランスなどについて話し合った。

終了後、タクシーで博多駅に出て新幹線で小倉に急ぎ、午後は北九州市男女共同参画審議会評価部会に出席した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカ海軍横須賀基地

2011年06月18日 | Weblog
アメリカ海軍横須賀基地を見学しました。



海上自衛隊横須賀総監部側からながめた横須賀基地。
イージス艦が停泊中。



これも海上自衛隊横須賀総監部側からながめた横須賀基地で、停泊しているのは作業員等が宿泊するためのホテルシップだそうです。



これは基地内に入って見学した旧・横須賀海軍工廠の1号ドライドックで、1871年に完成したものです。関東大震災にもびくともせず、140年たった現在でも現役で使われています。
この後、空母「信濃」を建造した第6号ドックも見学しましたが、こちらは米軍の艦艇が修理のためドックに入っていましたので、写真を撮影することが出来ませんでした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近食べたもの

2011年06月04日 | Weblog
熊本大学から学会でO教授が来横されたため、どこにお連れするかをいろいろと考えた。
大人数であれば中華料理もいろいろと頼むことができるが、2人だったので、萬珍樓點心舗を選んだ。



小田急江ノ島線の鰻の「うな善」





上は鰻の頭。鰻の頭というのは初めて食べたが、小骨の部分を除くと、とろとろになっていて、しゃぶるようにして食べる。



北九州空港の2階のレストランで食べた小倉名物の焼きうどん。
名物を空港で食べられるのはよいが、800円という値段はちょっとお高い。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6/11 情報セキュリティ大学院大学説明会のお知らせ

2011年06月02日 | Weblog
お知らせ

情報セキュリティ大学院大学では、秋葉原コンベンションホールにて下記の日程で「大学院(情報セキュリティ研究科)説明会」を開催いたします。
当日は、カリキュラムの特色や育成人材像、通学プラン、入試などについての説明に加え、本学での講義の雰囲気を少しでも感じていただけるよう、後藤厚宏・前連携教授、藤本正代・客員教授の模擬授業も組み込んでいます。
2011年10月、2012年4月入学をお考えの方はもちろん、次年度以降の進学を検討されている方もぜひお気軽にご参加ください。
当日は、湯淺、松尾教授が個別のご相談に対応します。

# 日時 2011年6月11日(土) 14:00~16:30(開場 13:30)
会場 秋葉原コンベンションホール 5Fカンファレンスフロア
 (JR秋葉原駅西口・電気街口より徒歩1分)
 http://www.akibahall.jp/data/access.html

主な説明内容

* 大学院紹介 (50分)
  (カリキュラム/育成人材像/4コース概要/学生生活/修了後の進路
                                   /入試/学費・奨学金制度について等)
* 模擬授業(20分×2)
 「クラウドセキュリティ」 
   講師:後藤厚宏氏
       (NTTサイバースペース研究所 所長・情報セキュリティ大学院大学 前連携教授)
 「繰り返される事故・事件を考える~リスクマネジメント論」 
   講師:藤本正代氏
       (富士ゼロックス株式会社 パートナー・情報セキュリティ大学院大学 客員教授)
* 個別相談(希望者のみ)

参加方法

大学院(情報セキュリティ研究科)説明会[extra]申込み】フォーム より必要事項を入力の上、お申込みください。
http://www.iisec.ac.jp/news_events/admissions_events2011/setsumeikai/setsumeikai1106e.html

また、FAX・お電話でのお申込みの場合は「参加希望日時・会場・氏名・連絡先電話番号・E-mailアドレス・ご所属」をお伝えください。

当日参加も可能ですが、資料等準備の都合上なるべく事前にお申込みくださいますようお願いいたします。
問い合わせ先

* 情報セキュリティ大学院大学 事務局(担当:三浦)
* TEL : 045-311-7784
* FAX : 045-311-6871
* E-mail : iisec AT iwasaki DOT ac DOT jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本スマートフォンセキュリティフォーラムが正式発足

2011年05月26日 | Weblog
下の記事の写真で、情報セキュリティ大学院大学客員研究員の谷本さんがスピーチ中のところが写っています。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110525/360672/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナマステ

2011年05月10日 | Weblog
昨日、瀬谷駅の南口にインド料理店の「ナマステ」がオープンしたので、早速行ってみました。
前菜のメニューが豊富です。



カレーは20種類以上あり、どれも辛さはマイルドからホットまで選べます。



ネパールのアイスビールというものを初めて飲みましたが、意外にキレのある味でした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする