私は22歳の時に妻にプロポーズをしました。大学4年生の時です。
北九州の居酒屋です。一足早く社会人になっていた妻のおごりです。(情けない)
「今は将来もわからない大学生だけど、必ずおまえを幸せにする。誓う。だから、おれの話を受け止めてほしい」
「実は昨夜、両親にこの話もした。両親も反対をしていない。(反対はしていないが、心配はしていたと思う)」なんてことを妻に言ったと記憶しています。
妻は、ただただ戸惑っていました。(当たり前ですよね)
そして、私は、たたみかけるように妻に迫りました。
「近いうちにおまえの両親に、この話をしたい。勿論、今のおれには結婚をさせてくださいという資格はない。結婚を前提に、これから先、付き合いをさせてください、ということをご両親に了解してもらいたい」
そこには、一人娘が他家に嫁ぐことをご両親がどう考えるかということが、私と妻との将来において一番の障壁になると考えていました。
(この顛末は後日)