【11:14 :2003年劇場未公開】
製作国:アメリカ/カナダ
監督:グレッグ・マルクス
出演:ヒラリー・スワンク、パトリック・スウェイジ、レイチェル・リー・クック、ヘンリー・トーマス、バーバラ・ハーシー
11時14分を起点に、錯綜する5つの事件と交錯する5つの人生を緻密に描く・・・
劇場未公開もの・・・にしてはなかなか面白かった。
それに出演者がかなり豪華なのかすごい!
しかしこれだけの豪華出演者で劇場公開しないのももったいないような気がする。
こういう掘り出し物に出会うとうれしいもんですね。
最初に運転中の男性の車にガシャーンという音とともに衝撃が・・・
おそるおそる降りてみると倒れているのは人だった。
この事故から始まって次々と同じ時間ごろに強盗?、ひき逃げ、不慮の事故
などいろいろなことが起ります。
別々の事故や事件かと思うけれど実はそれぞれ繋がってたりするんです。
あの時のあの人があの行動をした時、この人はこの時この行動をしてた・・・
とにかく登場人物それぞれの行動をそれぞれの人物の視点から描かれていきます。
ちょっとした謎を残しながら展開していくので、
あの時のあの人の行動は実はこうだったのか!と分かっていくのが面白い。
同じシーンもまた使われたりするんですが、
その時の展開によってちがった雰囲気に思えてきます。
内容は地味だけど全然飽きさせない。
これとあれとそれがどう繋がっていくのかこちらは見守ってるだけなんですがね。
顔がつぶれた死体やらひき逃げやら大事なもんはちぎれちゃうわで
かなり悲惨な状況になるのですがあまり深刻には描かれてません。
死体移動の時になぜか状況に合わないような音楽が流れているので、
おや?と思っていたけれど最後まで見るとなるほどと思ってしまいます。
しかしねー、ある青年が大事なものを落とすんです。
いやちぎれたというか、、、
女性の私から見てもあれはぞっとしますよ。
男性の方はかなり、ゾッとしますな~。
発見した警察官もびっくりだろうけど、
それを拾いにいった青年(落とした人とは別)もギョッとしますって。
運命の残酷さを感じながらDVD鑑賞を楽しんでしまいました、、、
特に誰が主役なのかを感じませんでしたから、
キャストを意識しないで観るのが良いと思いますね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます