【DUEL】 1973/01公開 アメリカ 89分
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:デニス・ウィーヴァー、キャリー・ロフティン、エディ・ファイアストーン、ルー・フリッゼル、ルシル・ベンソン、ジャクリーン・スコット、アレクサンダー・ロックウッド
まっ昼間 恐怖のトラックに 襲われた乗用車 何のために? 何故?
デヴッドは知人のもとへ向かうため車でハイウェイを走向中に、何気なく一台のタンクローリーを追い越す。しかしタンクローリーはデヴィッドに迫ってくる。再び追い越すと再びデヴィッドを煽り、その後幾度となく命の危険にさらされることに...
「午前十時の映画祭」24週目、DVDで観ました。言わずと知れたスティーヴン・スピルバーグ監督による傑作作品。もともとはTVムービーだったそうな。
久々に観たー、やっぱり面白い、緊張感バッチリ。
DUEL・・・決闘、まさに赤い車とタンクローリーの決闘ですね。お話はシンプルで、たまたま平凡な男が乗った赤い車がタンクローリーを追い越したことで、タンクローリーの運転手がブチ切れて(たかどうかはわからないけど)延々と追いかけてくるだけのもの。ラストまでずっとこの調子なのにハラハラドキドキの連続はすごい。しかも前に観てるしオチもわかってるのに改めて観ても面白い。
追いかけてくるタンクローリーの運転手の顔を見せないところが良いのです。映っても何となく人が乗ってるのはわかる程度だし、映ったとしても腕とか足もとだけとか。何を考えてるのかわからないことで運転手の不気味さを感じます。これで顔がわかっちゃってたら面白さ半減しちゃうんだろうな。見えない恐怖というのが面白さのひとつだと思います。
それと全編出ずっぱりのまるで一人芝居のようなデニス・ウィーヴァーの演技が素晴らしいですね。この人の表情で追われる恐怖を感じましたからね。
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