【FIVE FINGERS】
2006年劇場未公開
製作国:アメリカ
監督:ローレンス・マルキン
出演:ローレンス・フィッシュバーン、ライアン・フィリップ、コルム・ミーニイ、トゥリア・ハーウト、ジーナ・トレス、サイード・タグマウイ
STORY:ピアニストのマーティンは滞在中のモロッコでテロリストに誘拐される。テロリストたちはマーティンがモロッコに訪れた目的を聞き出すため、壮絶な拷問を行うが…。
ローレンス・フィッシュバーン、ライアン・フィリップ共演の拷問付き心理サスペンスでございます。
食料支援プログラムの設立のために訪れたモロッコで、同行の男性とともにテロ組織に拉致された主人公・マーティン。
ある場所に連れて来られてすぐ、何が何だかわからないうちに同行していた男性はあっさりと殺されてしまいます。
そして、殆ど拉致され監禁された部屋のみでお話は進みます。
あまり期待してなかったんですが、なかなか緊張感があって面白かったです。
テロ組織側はマーティンにモロッコに来た目的をしつこく聞きだそうとしますが、彼は食料支援プログラムの設立のために来てるという以外何も答えません。
ガンとして答えないマーティンに、テロ組織はピアニストの命でもある指を1本ずつ切り落としていきます。それでも知らない一点張りで何も答えません。
本当に知らないのか、それとも何か目的があって口を割らないのか観てるこちらもわかりません。もしかしたら本当に間違えて拉致されてしまったのかなとも思ったりして。
そのうち食料支援への流れについての回想シーンが流れるんですが、ここからが何だか怪しくなっていくんですよねぇ。
指を切られるシーンそのものは映らないんですが、想像できちゃうのでウワッときますねぇ。
そしていきなり迎えるラスト。そして真実は意外な展開になってビックリ。
拉致された時なんか違和感あるなぁと思ってたんですが、それは見事に当たりました。でもそのオチに行くまでの心理戦は面白かったです。
今回モーフィアスはアラビアのローレンス(笑)
しかもテロ組織のメンバーだし・・・なんちゃってアラブ人でかなり胡散臭かったですね。
最後の最後まで胡散臭かった、、、
でもあのオチで納得。
となると、冒頭や回想シーンに出てきたマーティンの彼女は何者だったんでしょーか。
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