【WANTED】
2008/09/20公開(09/13先行にて鑑賞)
製作国:アメリカ
監督:ティムール・ベクマンベトフ
出演:アンジェリーナ・ジョリー、ジェームズ・マカヴォイ、モーガン・フリーマン、テレンス・スタンプ、トーマス・クレッチマン
“1を倒して、1000を救う”
STORY:恋人にも捨てられ、人生にうんざりしているウェズリー(ジェームズ・マカヴォイ)。そんな彼の前に突如現れた謎の美女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)は、ウェズリーの亡き父が秘密の暗殺組織をけん引するすご腕の暗殺者だった事実を彼に知らせる。しかも父亡き今、ウェズリーは組織を継承する立場にあると言い……。(シネマトゥデイより)
マーク・ミラーのグラフィック・ノベルを、『デイ・ウォッチ』のティムール・ベクマンベトフ監督が映画化。おお出世してますねぇ。ロシア人監督ということもあり、いつものハリウッドぽくなくてちょっと新鮮。
久々にカッコいいアンジーねえさんを堪能してきました。予告編を見て結構期待してたんですが、期待通りに面白かったです。
とにかく・・・
ありえないっつーの!
もう全てがあり得なさすぎ。弾丸がカーブして標的に当たったり、メチャクチャ遠い場所から標的を狙ったり、アンジーねえさんの車からの芸術的なアクション、ケガしようと撃たれようと何でも直して回復させちゃうお風呂といい・・・もうすごいっス。
ここまであり得なさすぎると逆に面白くなってきます。
心の中でそんなのありえねぇよ~と思いつつ思いっきり楽しんじゃってる自分がいたりするのです・・・。
車が空を回転して標的を狙うシーン好きだ~。街の中のカーチェイスに銃撃、電車の中の格闘などなどもぅ関係ない皆さんを巻き込んで、どうなろうとお構いなしにやり放題。アクション好きの私としてはかなり堪能できました。仕事のストレスもぶっ飛びますっ。
後半のねずみちゃんたち、あれは何とか団体からクレームは来ないのかなと。あれはちとかわいそうでした。
それにしても後半には騙されました。冒頭のシーンといい、最初のコンビニのシーンといい全く騙されました。真実はそっちかいっと・・・やられた。
最近は出過ぎなくらいのモーガン・フリーマン、今は元気になったのでしょうか。あれだけの出番じゃもったいないと思ってたらちゃんとありました。
その後のアンジーねえさんの潔い選択はお見事でしたわ。でもありえない(笑)
人生につかれきっちゃってるタムナスさん、いやジェームズ・マカヴォイの前半と後半での変わりようはすごいですね。最初は泣きそうで切なそうな顔だったのが、殴られたり暗殺者としての特訓のかいもあってか後半ではきりりとカッコ良くなっとりましたね。かなりイメージが変わりました。ラストの工場に乗り込んでの乱射はカッコ良すぎでしたよ。気持ちいい~♪
バックに流れる音楽もカッコ良かったし、ほとんどがCGに頼っちゃってはいるんですが見応え十分で最後まで飽きさせない内容でした。
今回はしっかり字幕版で観ましたよん。だってだって・・・吹き替えはねぇ。
でも怖いもの見たさでDAIGOバージョンも観てみたくなりましたケド(笑)
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