【THE TIME MACHINE】
2002/07/20公開
製作国:アメリカ
原作:H・G・ウェルズ
監督:サイモン・ウェルズ、ゴア・ヴァービンスキー
出演:ガイ・ピアース、サマンサ・ムンバ、ジェレミー・アイアンズ、ジェレミー・アイアンズ、ジェレミー・アイアンズ
80万年、時空の旅
STORY:1890年代のニューヨーク。大学教授のアレクサンダーは、ある日、婚約者のエマを暴漢に殺されてしまう。深い悲しみに暮れるアレクサンダーは、過去に遡ってエマを救い出したい一念で、ついにタイムマシンを発明する。
おいおい恋人は?
H・G・ウェルズの原作を、1959年に続いて再映画化した作品。
タイムマシンものは分けわかんなくなっちゃうんですが好きです。
このサイモン・ウェルズ監督は、原作者の孫だそうで・・・今まではアニメで活躍されてて、この作品が初実写。じっちゃんの名にかけて頑張ったわけですな。
しかし体調を崩して、ゴア・ヴァービンスキー監督が一時期代役を務めたそうです。
亡くした恋人を救おうとタイムマシンを開発。過去へ戻って恋人に会うんですが、またしても恋人は救えなかった・・・。じゃあ、未来へ行けば解決策がわかるかも~ということで未成へ飛びます、飛びます、飛びます。
どうやらこの作品を観ると、近未来は文明がより発達してそうですけど、
遠い未来へ行くと明るい未来ではなさそうですねぇ。ま、私たちは生きてないので別にいいんですが。
それにしても最初に恋人を救うために~と時空を越えていくんですが、
後半は人ひとりだけの問題じゃなくなってしまった、、、
80万年後だったり、6億年でしたっけ、そんな未来まで行っちゃう。地球は80万年後もあるんですねぇ。億単位になっちゃうとあやしいけれども(笑)
で、恋人は?
恋人を救うために未来へ行ったのに、未来へ行ってから話が変わっちゃったのは残念でした。結局は決められた運命なので何度過去に戻っても無理ってことでしょうか。でも、1度や2度で諦めて未来に行っちゃうのもなんだかなぁ。じゃ、恋人を連れて現代へ連れてっちゃったらどうだったんでしょ。などと考えてると楽しいです(笑)
未来に出てくる地底人は笑っちゃいました。子孫が不細工な地底人になったらやだな。しかも白いじいさんがジェレミー・アイアンズとは。あの人の意味もよくわかりませんでした。
これって本当に原作に忠実なんですか?例によって原作は読んでいないものでわかりません。結局何が言いたかったんでしょー。未来は原始的な時代になってることはわかりました。文明はいつか滅ぶんですねぇ。なんだか「猿の惑星」とかを思い出してしまいました。
個人的には未来へ行って無事に恋人を救っていただきたかったのに・・・主人公ったらひどい(笑)
全然タイムマシンのお話じゃなくなってました、残念だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます