【DARKEST HOUR】 2018/03/30公開 イギリス 125分
監督:ジョー・ライト
出演:ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス、リリー・ジェームズ、スティーヴン・ディレイン、ロナルド・ピックアップ、ベン・メンデルソーン
英国一型破りな男が、
ダンケルクの戦いを制し、
歴史を変えた。
「嫌われ者」から「伝説のリーダー」となったチャーチルの、真実の物語。
STORY:1940年5月、第二次世界大戦初期。独裁者ヒトラー率いるナチス・ドイツの前にフランスは陥落寸前で、英国にも侵略の脅威が迫る中、新首相に就任した前海軍大臣のウィンストン・チャーチル。国民には人気があったものの、度重なる失策で党内はもちろん国王からも信頼を得られず、弱音を吐く彼を妻のクレメンティーンは優しく叱咤する。就任直後の演説では勝利を目指して徹底抗戦を誓うも、戦況は悪化の一途を辿っていく... (allcinemaより)
第二次世界大戦時に英国首相に就任し、ヒトラーの脅威に敢然と立ち向かったウィンストン・チェーチルを描いた伝記ドラマ。監督は『プライドと偏見』『つぐない』などののジョー・ライト。
アカデミー賞主演男優賞を受賞したゲイリー・オールドマン、メイクアップ&ヘアスタイリング賞には特殊メーキャップ・アーティスト辻一弘が受賞。
3月29日にオープンした、東京ミッドタウン日比谷内にあるTOHOシネマズ日比谷にて観てきました。新しいだけあって椅子のクッションも疲れないし、スクリーンは近く迫力あるし音響も良しでとても快適に観られました。
おはなしはイギリスがヒトラーに屈する寸前での首相就任からダンケルクの戦いまでの27日間に焦点を当てたものです。昨年公開されたクリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』と合わせて観ると良いのかもしれません。それぞれの作品の裏側はこうだったのかと理解しやすいですね。ダンケルクという言葉が出てくるたびにあの情景が浮かびました。
実際のチャーチルについてはわかりませんがけっこう面倒くさい人なんだなと 笑。しかしやる時はやる人、とにかく演説がうまく説得力がある。常に葉巻を加えアルコール大好きの小太りなおじさん 笑。徹底抗戦か和平交渉に応じるか決断を迫られた時に国民の声にも耳を傾けての決断は現代にも通じる所があるなと思いました。
冒頭から引き込まれ、ゲイリー・オールドマンの見事な演技に圧倒されました。主演男優賞を受賞したのも納得でしたね。それにあのゲイリーとは思えない辻一弘さんが担当した特殊メイクはアップになっても作り物感がないのも凄いです。
鑑賞日:2018/03/31
何よりも国民の声を聞くことは大切ですね。
知らなかったら本人とは気付きませんよね。
最後の演説は圧巻でした。
上に立つ人はこういうもんなのかなと...
ゲイリーのチャーチルはとにかくお見事でした!!
出ていないのにトム・ハーディがちらつきましたよね♪
でもただ面倒なだけではない。お茶目なところがあるのが、あの地下鉄車内での国民の声を聞くシーンの良さに繋がったのだと思いましたよ。
素晴らしい演技だったと思います。
さらに辻さんの手掛けた特殊メイクも凄いものがありました。
もうゲイリーには見えない…^^;
作品はチャーチルという人物が良く描かれていましたね。
最後の演説は熱くなりましたよ。
確かに面倒くさい人でしたね~
周りのみんながビクビクするほど面倒な人なのに、どこか愛される人でもありましたよね。
演説も演技もメイクも見事でした☆
もう完全にチャーチルの独壇場でしたね(笑)
最後の国会演説で離党寸前だった元首相も感動してましたし^^
ワタシも「ダンケルク」のセリフが飛び交うたびに
パイロットのトム・ハーディが目に浮かんできました(^O^)/