☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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ウォッチメン

2009年03月28日 | ★★★★

ウォッチメン
原題:WATCHMEN
公開:2009/03/28
製作国:アメリカ/R-15
上映時間:163分
鑑賞日:2009/03/28

監督:ザック・スナイダー
出演:
マリン・アッカーマン/ローリー・ジュスペクツィク(シルク・スペクター)
ビリー・クラダップ/ジョン・オスターマン(DR.マンハッタン)
マシュー・グード/エイドリアン・ヴェイト(オジマンディアス)
カーラ・グギーノ/サリー・ジュピター(初代シルク・スペクター)
ジャッキー・アール・ヘイリー/ウォルター・コバックス(ロールシャッハ)
ジェフリー・ディーン・モーガン/エドワード・ブレイク(コメディアン)
パトリック・ウィルソン/ダン・ドライバーグ(ナイトオウル)
スティーヴン・マクハティ/ホリス・メイソン(初代ナイトオウル)
マット・フルーワー/エドガー・ジャコビ(モーロック)
ローラ・メネル/ジェイニー・スレイター

知ってはならない、真実がある──。

+あらすじ+
ジョン・F・ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機など、世界で起きた数々の事件を見守ってきたヒーローたち“ウォッチメン”。しかし、かつてウォッチメンだった男の一人が暗殺される事態が発生。殺害現場には、血のついたスマイル・バッジが残されていた。しかも、ウォッチメンたちの殺害はその後も続き……。(シネマトゥデイより)


ロールシャッハは“ともだち”つながり。

1986~87年に発表され、88年にグラフィックノベルとして発売された作品を実写化。監督は「300 <スリーハンドレッド>」のザック・スナイダーということで、映像のほうでも期待してた作品です。今じゃない、全く別のもうひとつのアメリカのお話。

シネコンに置いてあった冊子でちょこっと予習はしました。JFK暗殺や月面着陸のアポロ計画、ウォーターゲード事件もなかったことになっていて、しかもベトナム戦争にアメリカは勝利してた・・・すべてウォッチメンが関わってたということで何だか面白いぞ、いかにもアメリカ的で笑っちゃうぞと思ってたんですよねぇ。

むむ?なんか思ってたのと違ってたかも~。

このウォッチメンたちの活躍を描いたヒーローものだと思ってたのですが違ってました。かなりシリアスでヒーロー禁止令のため活躍ができない世の中のお話。しかも核戦争勃発寸前の世界。でもニクソン大統領は辞任していなかったり、ソ連との関係など実在の人物や歴史も絡めての設定はなかなか面白いと思います。米ソ関係の衝撃的なオチにはびっくり。

冒頭からオヤジなヒーローが殺されてしまい何やら大変なことになっていきます。このオヤジさんやられる前の格闘はトシの割りにカッコ良かったです。血のついたスマイルくんが印象的でした。

オープニングロールはなかなか面白いですね。アメリカの歴史が流れてそこには最初のヒーローチーム“ミニッツメン”がいたりします。でもぉコスチュームがダサすぎです(笑。

そして次世代のウォッチメンは改良はされてるけれど、戦隊ものとかいろいろなアメコミヒーローのコスプレ大会みたいですね。バットマンもどきがいるし。そのもどきさんは寒さには弱いのか寒冷地用のコスチュームがあるのには笑っちゃいました。ヒーローはそういうの関係ないと思ってたから・・・。

気になるキャラはロールシャッハですかねぇ。後ろ姿が妖怪人間ベム、、、に見えた。へんに気になるのが世界一賢いヴェイトが角度によって好みだったりします。悪人顔だけど。有名人ばかり出てるわけじゃないので地味っぽいんですが、それぞれ均等に見られたのは良かったです。

映像化は不可能と言われてきたというこのお話。どこまで原作に近いのかはわかりませんが、映像の凄さはお見事です。都市が破壊されるシーンや火星のシーンなどなど迫力あるしキレイだしで劇場向けの作品ですね。

とにかくキャラが新と旧とあるし、本名に呼び名もあるし過去のお話も入ってきてごちゃごちゃしてるのでついて行くのが大変。後半はヒーローものらしい展開でアクションシーンがカッコ良い♪。黒幕の正体はそんなもんかなと。すごいテンション上がる作品ではないんですけど、163分という長さはあまり気になりませんでした。でも初心者には厳しいっす。

お話としてはなかなか魅力的ではあるんですが、一度観ただけじゃわかりづらい気もしますね。理解したうえでもう一度観るともっと楽しめそう。普通のアメコミヒーローものとはちょっと違ってるのも好きです。

雰囲気的には夜のイメージで「バットマン」というか「ダークナイト」に近い感じですかね。ただ強烈なキャラがいなかったのではちと残念ですが、この世界観は好きです。

*映画鑑賞★日記・・・より 


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