原題:THE ECHO
公開:2008年劇場未公開
製作国:アメリカ
上映時間:96分
監督:ヤム・ララナス
出演:ジェシー・ブラッドフォード、ケヴィン・デュランド、アメリア・ワーナー、プルイット・テイラー・ヴィンス、ジェイン・イーストウッド
+あらすじ+
刑務所から仮出所し、服役中に死亡した母親のアパートで暮らし始めたボビー。孤独な毎日の中、彼は壁の中から響く異音、そしてピアノに残された血痕を発見する。
「父親たちの星条旗」のジェシー・ブラッドフォード主演のホラーサイペンス。
刑務所から仮出所してきた主人公ボビーが、服役中に亡くなった母親が住んでいたアパートに住むことになるのですが壁の中から聞こえる音や人声、そして部屋のピアノには血痕がついていたりと不思議な現象に悩まされます。
日にちがたつごとに、声だったものから幽霊らしきものが見えるようになってきます。部屋の外に女の子が現れるのですがふとすると消えてたり、女性が助けを求めてくるのですがいなかったりと、じわじわ~っ怖がらせてくれます。何となくジャパニーズホラーな怖がらせ方でした。
それもそのハズ、脚本は「THE JUON/呪怨」シリーズのシンタロウ・シモサワという方だそうで、なるほど~と思いましたよ。アメリカ製作にしちゃ日本的というかアジア的だなと思っておりました。
お話としてはありがちな感じもしますが、個人的には結構コワイ~ブルブルっ。見せ方がうまいのかなぁ。ボビーがベッドの下に落ちたものを拾おうと覗いた時に、いきなり女の子の幽霊がベッドに飛び乗るシーンはかなりドキッとしました。
向かいのアパートに住む住人が何かあるのかと思ってたのに特になかったのは残念。でも不可解な出来事の発端を知る人ではありましたが・・・。災難だったのは、ボビーの彼女と、ボビーが働く自動車整備工場長ですね。彼に関わらなきゃあんな目にあわなかったのにねぇ。
最終的にはお隣の幽霊さんは成仏できたかなーと思うのですが、ボビーのお母さんはどうなんでしょー。未公開でしたが好みのホラー作品でした。
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