【MOON】 2010/04/10公開 イギリス 97分
監督:ダンカン・ジョーンズ
出演:サム・ロックウェル、ドミニク・マケリゴット、カヤ・スコデラーリオ
声の出演:ケヴィン・スペイシー
契約期間:3年
赴任地:月
労働人数:1人
このミッションは何か、おかしい。
近未来のお話。地球のエネルギー源が尽きて新たなエネルギー源は月に託された時代。宇宙飛行士のサム・ベルは、燃料生産会社ルナ産業との3年契約で月に派遣される。エネルギー源を採掘して地球に送る仕事、それをたった一人で...
すごくタイトルに惹かれてましたー。予告編も見たことなかったのでどんなお話かわからずに観ました。長編デビューとなったダンカン・ジョーンズ監督はデヴィッド・ボウイの息子さんだとか!! へぇ~。結構淡々としたお話なんですが、なかなか引き込まれる内容で面白かったです。でも切ないお話。
3年間もたった一人で宇宙暮らし...。考えただけでも気が狂いそうですな。しかももう一人の自分が出てきたりして、夢なのか現実なのか。今までは話相手が機械だったから良かったねーとも言ってられない。何かおかしいぞ!と調べて見るととんでもない現実を見てしまう。3年契約とはそういうことだったのか。これはこれで切ない。
雰囲気的に『2001年宇宙の旅』を思わせますね。“HAL”の存在が“ガーティ”。でもこっちのほうがより人間ぽくていいヤツだ。サムとの友情が良かった。最近の作品なんだけど懐かしいような感じがしました。2人のサムを演じ分けたサム・ロックウェルが素晴らしいですね。ほぼ一人芝居状態でしたがお見事でした。
何やら韓国語が出てきたんですが、もしかして、このルナ産業とやらは韓国の会社でしょうかね。意外な感じ...。
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