【THE VICTIM】
1999年劇場未公開
製作国:香港
監督:リンゴ・ラム
脚本:リンゴ・ラム、ジョー・マ
出演:ラウ・チンワン、レオン・カーファイ、エミリー・クワン、コリン・チョウ、スーキ・クワン
すごく怖そうなパッケージだけど怖くないですから~。
ちょっと洋風な香港映画に思えたんですが。
STORY:誘拐された会社員・マーが、巷で“幽霊ホテル”と評判の廃屋で発見される。しかし助け出された彼は人が変わってしまっていた。腑に落ちない刑事のピットは捜査を継続するが…。
ずーっとレンタル中でやっと観られました。でも観たのはちょっと前、、、
待ってただけあって期待してたんですが、劇場未公開ですがなかなか面白かったです。
香港映画なのに設定が細かい←かなり失礼だな
いくつものどんでん返しがあって飽きない。
雰囲気は洋画を観てる感じがしました。
いつも観てる香港映画とはちと違った印象がありますね。
香港アカデミー監督賞を受賞した、リンゴ・ラム監督のサスペンスホラー。
ちょっと美味しそうなお名前ですが今回初めて観ました。
ホラー???
マーが拉致された場所はホラーっぽい廃墟と化したホテルでしたけど。
あまりホラーという気がしなかったんですが、ラストでなんとなく納得。
パッケージはどこかのB級作品っぽい(笑)
確かにこのシーン出てくるけどこんな感じじゃないな。
誘拐された会社員のマーの過去やあやしげな行動、そして誘拐したやつらとの絡み・・・
ストーリー展開も、意外に複雑に絡んでいて面白いです。
最初はただの人質事件だと思ってたら、人質だった人が救出後は怪しい行動とるんです。
これが何かの呪い???
しかしこの怪しい行動にはワケがあった・・・
少しずつ分かってくるのが面白いのです。
全ては金。会社はクビになるし、借金はたくさんあるし・・・もうどうしようもない状態なんですね。
人生が少しずつ狂っていき、だんだん取り返しのつかない状態に。
ラストの奥さんを追いかけるシーンは怖かった~。
奥さん役の女優さんがキレイでしたね。
警察がマーを追うカーチェイスもなかなか迫力ありました。
そしてラストの印刷工場内でのシーンでは、思わず手を引っ込めてしまうよなゾッとするシーンがあった、、、
この印刷工場ではあるものを印刷するんですが、香港ではこんな感じなのねー^^;
裁断機がきれいに切れる~とつまんないところで感動してたワタシ。
ピット刑事役のレオン・カーファイがステキでした~☆
この刑事、カッとなると容疑者をボコボコにしちゃうほどキレやすい、、、
仲間が止めに入ってくれたからいいものの、取り調べが終わる前に死んじゃうんじゃないか???
こういう熱血刑事は好き。
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