【THE HELP】 2012/03/31公開 アメリカ 146分
監督:テイト・テイラー
出演:エマ・ストーン、ヴィオラ・デイヴィス、オクタヴィア・スペンサー、ブライス・ダラス・ハワード、ジェシカ・チャステイン、アリソン・ジャネイ、シシー・スペイセク、シシリー・タイソン、メアリー・スティーンバージェン
彼女たちの物語が、私を変える。私の物語が、世界を変える。
アメリカ・ミシシッピ州。1960年代当時、白人家庭でメイドとして働く黒人女性は“ヘルプ”と呼ばれていた。作家志望のスキーターはメイドの置かれた立場に疑問を抱き、彼女たちにインタビューをすることに。仕事を失うことを恐れて、皆が口をつぐむ中、一人の女性の勇気が社会を揺るがすことになる... (シネマトゥディより)
キャスリン・ストケット原作のベストセラーを映画化。1960年代、人種差別意識が強いアメリカ・ミシシッピ州を舞台に、作家志望の若い白人女性とメイドとして働く黒人女性たちとの友情を描いたおはなし。
人種差別を扱ったおはなしだけれども重くなく、笑いあり感動ありで女同士の友情を描いた素敵な作品でした。今年のアカデミー作品賞にもノミネートされてた作品、オクタヴィア・スペンサーが助演女優賞というのも納得ですね。
60年代は人種差別意識が強かった時代だったのですね。黒人として生まれたらメイドとして働くしかなかった時代。しかも自分の子供を預けて白人の子供を育てるだなんて....。
子供たちがメイドにお世話になってるのに雇い主の白人たちは感謝の気持ちも無い。家のトイレは白人・黒人メイドで別々だという...。
病気になるからとか言ってるけど、そのメイドが作ったものを食べてるくせに、子供もお世話になってるくせに...じゃぁなんで雇ってるんだよ!と矛盾してるところにイラッときた。
絶対に口答えも許されないし、かなりのストレスを抱えながら生きてきたんですね。
でもメイドたちが雇い主をネタにしてる所はちょっとすっきり。それと反撃?したミニーのパイには笑ったねー。
とにかく女性陣がそれぞれ個性的でとっても良かった。スキーターも好感持てたけど、全く偏見を持っていない天然ちゃんのシーリアがまたいいー。変に前向きだし(笑)。ミニーと同じテーブルで食事してるシーンが印象的でした。シーリアも別の立場で差別というか仲間外れにされてたのが可愛そうだった。
ヒリーは、シーリアが自分の元カレと結婚したから仲間外れにするって....こういうつまんないことで仲間外れにする人っているいる。
スキーターの母親も最初はちょっとなーと思ったけれども、真相がわかるとおとなの事情があるものなのね...と。
一応はハッピーエンドのようなそうでないような感じで終わったけれど、新たな一歩を踏み出すという感じでした。人種差別問題は根強いものなので簡単には終わらないわけで。でも彼女たちの小さな一歩がなかったら、今もなかっただろうし今の大統領もいなかったかもしれませんね。
エンドロールに流れた楽曲が素敵で歌詞も良かったです♪
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ヘルプ―心がつなぐストーリー〈上〉 (集英社文庫) |
Kathryn Stockett,栗原 百代 | |
集英社 |
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ヘルプ―心がつなぐストーリー〈下〉 (集英社文庫) |
Kathryn Stockett,栗原 百代 | |
集英社 |
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ヘルプ~心がつなぐストーリー~ (字幕版) |
テイト テイラー,ブロンソン グリーン,クリス コロンバス,マイケル バーナサン | |
メーカー情報なし |
の場合って既にもうそれを超えてるよね。
悪いけどもうこの人救いようが無いほどアホウ
です…。でもね、それにキッチリと反論反対し
ない、出来ない人は彼女と同じなんだと思う。
このような部分も含めて色々笑いを
入れながらもきちんと差別問題に対して
訴求しているあたり良く出来ていたと思いました。
シーリアのエピソードを見ていると、よりそう思いますよね。
だからこそ彼女がミニーのために料理を振舞うシーンは凄く良かったです。
間違ってもチョコパイを作っていないところも含めて♪
シニカルでありながらも、メイド達の大らかさが溢れる作品でした。
人種差別とは別の問題ですね。
確かにそれに反論できない人は同じなのかもしれません...
あのパイには笑いましたね。
差別問題をテーマにしてましたけど、
笑いもあって良いエピソードもあって観やすかったですね。
そうそう差別もイジメも同じ!
シーリアとミニーの関係がすごく印象に残りました。
最後の料理を振る舞うシーンはうるうるしちゃいましたよ。
ほんとオリーブリーのおっしゃる通り!
全てがというわけじゃないけど白人たちって...全くもうっ。なんか人間としてさびしいですね。
自分の口に入る物を作らせておいて、病気が移るからトイレを使わないって、意味わからないですよね(^_^;)
ヒリーのような人は、現在でもたくさんいますよね。ミニーのパイ攻撃、やりすぎもような気もしましたが、それだけ、あの女(笑)がヤナ奴だってことですかね(^^;
そそ、私書き忘れましたが、エンドロールの曲
(歌詞)良かったですね(^_-)-☆
人種差別の元は何かなーってことなんだろうね。
この時代は黒人差別、だけどヒリーのような人がいるかぎり、どこかに差別を作ろうとする人が必ずいるんだよね。
でもそういったことに立ち向かっていく勇気を皆が持っていきたいと強く思えたいい映画だったわ。
そうそうエンドロールで流れた曲がよかった!
それにしても、よく分からない差別だよね。
病気が~って、トイレより実際口に入れるものの方がアブナイよね・・・
そんななら公衆トイレなんて一番アブナイものになっちゃう。
シーリアが癒し系でよかった。
彼女を見染めたジョニーは素敵(顔覚えてないけど 笑)
子供は新生児から触らせているくせに、料理もその手で作らせているくせに、
トイレはダメ―っていう理屈が解らなかったよねー
都合の良いイジメにしか思えなかった
キャストはみんな味があって良かったわ~
あのトイレのくだり、ほんと意味が全くわかりませんよね。
ミニーのパイ攻撃ですっきり(笑)
やな女だったわー。
エンドロールの曲、ちょっとうるうるしちゃいましたよ。
人間は常に差別したがるものなんでしょうね。
人種に限らず、いろんなことで。
悲しいことだけど、
それに立ち向かっていく勇気も必要ですね。
あの曲いいですよね~。
特に歌詞が良かったです。
トイレがダメなら彼女たちが作った料理はどうなのよ~と観ながら怒ってました。
そのぶん、シーリアが良かったですね。
ジョニーはシーリアを選んで正解でしたね。
ほんと都合のいいイジメですよね。
全く理解ができませんでした。
キャストは本当に味があって素敵でしたよね。
実は虫が入ってた、ぐらいかな、と思っていたので、ミニーの大胆さにはビックリしたけれど、でも、スッキリしました~(笑)
パイはほんと笑えましたよね。
でも怖い^^;
そのくらい怒りが溜まってたんでしょうね。
私もあのシーンはスッキリしました~
でも、涙もたくさん流しました。
カラー、パワー、性差を見事に描いてましたね。
女優達が素晴らしかったですよね。
重すぎると辛くなっちゃうからこのくらいのコミカルさがあると助かります。
とにかく女優陣が素晴らしかったですねー。
文句を言うところ、なし!
同じく文句なしの4.5です。
はっ
それが味の秘訣かあ!
慈善事業にばかり目が言って、目の前の事は全く見えていない白人の彼女たち。でもこういう時代だったんでしょうね。
今だって少なからず差別があるんでしょうが、是非ともそういうの、なくなってほしいですね
女優陣はみな素晴らしく素敵でした!
トイレの件といい、お世話になっておきながらなんか矛盾してますよね。
今も差別問題は変わらずありますけど、昔はもっとひどい時代だったんですよね。
とにかく女優陣の演技がとても素晴らしい作品でしたよね!