公開:2004/01/17
監督:フランシス・ヴェベール
出演:ジャン・レノ、ジェラール・ドパルデュー、リシャール・ベリ、アンドレ・デュソリエ
おしゃべりが過ぎて周囲から敬遠され、もめ事の絶えない男カンタン。一方、最愛の恋人を殺害され、その殺した相手フォーゲルから莫大な金を奪い、ある場所に隠している寡黙な男ルビー。そんな対称的な2人は刑務所の中で出会った。自分のおしゃべりを黙って聞いてくれるルビーをカンタンは一方的に親友と決めつけ、彼の後をどこまでもつけ回すようになる。そしてとうとう、ルビーが一人で決行するはずだった脱獄まで一緒に行ってしまうのだった。やがて、2人は警察とフォーゲル一味の両方から追われるようになるのだが…
ノリがとってもいい、軽いっ
ジャン・レノが無表情なのになぜかおかしい、笑えるーっ
オープニングに諭吉が出てきてました。
一万円札の方です。
おやおや、と思っていたら冒頭の強盗犯が現れる。
なんじゃこりゃ
“エン”です
中国はイヤだ!
ユーロは?
日本人が全部持って行ったんで・・・
襲われたの?
まさか換金していったんです
このやりとりには笑いました。
日本人てなんでも全部持っていっちゃうんだー(笑)
でもなぜ日本人?イヤミ?
でもこの犯人、銀行だと思ってたら両替屋さんだったというマヌケなやつだった。
その後刑務所でタイトルのルビーとカンタンが出会う。
カンタンはすごいおしゃべり。おしゃべりがすぎて同室のヤツともめ事になっちゃう。
でもルビーと同室になったら、ルビーが一言もしゃべらないし、どんなにしゃべっても聞いてくれる。ホントは無視なんだけどね。自分の話を聞いてくれるからルビーのこと親友だと思いこんじゃう。それは違うだろうって。
こんなヤツそばにいたら私なら殴るね(笑)
どうしてもルビーの側にいたくてどんなこともしちゃう健気なカンタン。
一歩間違ったら死んじゃうって~。
ただルビーとカンタンがひょんなことから脱獄することになる。
脱獄の仕方も笑える。ルビーが練りに練った作戦で脱獄しようとしてたのにカンタンのお陰で計画が狂っちゃうし。カンタンのお陰でケガはするし・・・散々ですな。
警察やフォーゲル一味に追われるだけのお話なのに、テンポがよくてしかもルビーとカンタンのやりとりも面白かったです。
やはりフランス映画だから?なんとなくおしゃれな感じだし、ちょっとした小ネタ?ギャグも楽しい。
ジャン・レノの女性ものの真っ赤なスーツ姿は爆笑でした。
いつものように無表情なのに女装・・・
恐喝少年たちに“ネエサン”と言われてるけど、どっからみてもおっさん。
これを見れただけでも私は良かったと思いましたよ。
かっこいいのにかっこわるいんだもん。
こんなんで逃亡中って・・・バレバレじゃないすか。
ルビー&カンタンのコンピが意外にいいコンビでしたね。
カンタンってどうしようもないアホなのに男2人をカンタンにやっつけちゃったりするし・・・逃亡用の車も盗んできてくれる。ただその車がおいおいってつっこみたくなる。
でもルビーは何度か危機を救ってもらってる。
しかも、ドイツ車の悪口いってるんですがいいのかな?
バレバレの逃亡なのに警察も捕まえられない。
警察もアホ?
ルビーを狙う一味もアホ?
ベンツを盗られてBMWを取り戻しました~
なんて平気でボスに報告してるし。取り替えッコしてどうすんのかな~
そんなボスもオモチャの牛の鳴き声でだまされてるし・・・
なくとなくジャン・レノが出てるからって理由でみたんですが、ストーリーには特にヒネリもないんだけど面白かった
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