『兄弟 FIDELITY』
公開:2005年劇場未公開
製作国:中国
監督:タン・ホンガン
出演:ルー・イー、ロイ・チョン、シュー・ジンレイ、ブラッキー・コー
兄弟の絆も強すぎると時にはつらいもの。
くさ~い兄弟愛が好きな人にはオススメか?
弟・ユンの学費を稼ぐために殺し屋となったフォンは、ある日組織の抗争に巻き込まれ刑務所に送られてしまう。留学先から帰国したユンは、兄を裏切った者たちに復讐するため、暗黒街に身を投じるが…。(ぽすれん)
いやぁコレ、全然期待も何もなく観たら良かったです。
ジャケットもかっこいいし、復讐・殺し屋に惹かれました。
冒頭のポケットチーフのようなものを相手の目の前で華麗にひと振りすると、目がスパッと切れるシーンはかっちょええです。
殺し屋というからその後も華麗なる殺しが見られるのかと思うとそうではなかった、、、
ここはちと残念。
このお話はあくまでも兄弟愛がテーマなのでした。
弟は留学先で兄の逮捕を知り、兄を裏切った仲間に復讐するために兄と同じ殺し屋になった、、、
弟のために兄は殺し屋になって金を稼いでくれたのに、殺し屋になってどうするよ!
しかも兄は死んでないし・・・
死んで復讐ならかっこいいのにと密かにツッコミを入れましたが^^;
1930年代の上海の服装は好みです。
男性はどんな人がスーツを着てもかっこよく見える。
特に、主人公たちのオシャレな黒い帽子をかぶったシルエットはホントかっこいいのです。
仮出所してきた兄は殺し屋から足を洗い一般市民になろうとしているんだけど、
一度裏の世界に踏み込んだ人間は簡単にはいかないもんです。
やたらと昔の仲間からのお誘いがあります。
その上弟が殺し屋だと知ってやめさせようと必死。
ラスト10分は一番の見所ですね。
ちょっとくさ~い兄弟愛とお涙頂戴的な要素を盛り込んでます。
冷静に考えるとこの手のお話ならありそうな展開なんですが、
兄と弟の絆の深さにやられました~
映像がちょっとぼかしが入った感じで、それぞれの色がとてもキレイでした。
30年代の街なみや衣装などが良いですねぇ。
堅い兄弟の絆に弱い人にはオススメしちゃうかもです。
弟役のルー・イーは『セブンソード』に出ているらしいのですが、
観てないんですけど面白いのかな?
兄役のロイ・チョンは『花様年華』『インファナル・アフェアⅡ無間序曲』『ブラッディ・レイン』にも出てる!!
うわっ全然気づかなかったーーーーっΣ(|||▽||| )
見たことあるような無いような、、、
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