2005/09/23公開
原題:PURSUED
監督:クリストファー・タボリ
出演:クリスチャン・スレイター、マイケル・クラーク・ダンカン、ギル・ベローズ、エステラ・ウォーレン
優秀な人材を高収入などをエサに引き抜き、大企業に斡旋する“ヘッドハンティング”を生業とするヴィンセント。彼が新たに目を付けた男は、情報テクノロジー分野で画期的な発明をしたベン・キーツ。さっそく金銭面の条件を提示し、相手の出方を探るヴィンセント。しかし社長に恩義を感じ、現在の会社で何の不満もないベンは、そのオファーをあっさりと拒絶する。しかしヴィンセントは、狙った獲物は決して逃したことはなく、場合によっては殺人さえも厭わない、あまりにも危険すぎる男だったのだ…
ヘッドハンティングの話なのに殺人は起こるし、脅迫、恐怖、盗聴、ストーカー・・・盛り沢山で面白かった。
ターゲットが決まれば、一点集中で転職を承諾するまで付きまとうストーカー的なヘッドハンター。今まで彼のターゲットになった人物は、承諾をしなければ本人、家族に危害を加えたりして必ず転職させている。
ターゲットとなるベンの会社ではすんごいもの発明しました。
へんな液体を飲むと、血中でDNAのようなプラズマコードになる。そうすると、どこにいてもどこからでも居場所がわかってしまう画期的な発明。
副作用はないんだろうか・・・
その後ベンは、ヴィンセントのターゲットとなってしまう。
でも拒み続けていたために大変な目にあうことになってしまった。
家族旅行先まで先回りして奥さんと娘に近づき身方につけてしまう。
すべてにおいてベンの行動を先回りしてじゃまをする。
普通の人は、だいたいこのへんで観念して承諾をしてしまうんだろうけど、どんな危険があってもベンは絶対に応じない。
お陰でヴィンセントと会ってるんだろう、やめるんだろうと会社の仲間に怪しまれてしまう。
家のいろんな所に盗聴器やビデオが取り付けられているから、すべての行動がヤツに知られてしまっている。
どうする・・・さぁどうする、ベンーっ
家族のために転職するか、ヤツを殺すしかない
どちらかの選択をしなければならなくなる・・・ずいぶんえらいトコまで発展したよ。
ここは転職しちゃって終わりにしようよ~と思うんだけどね。
しかし、ヴィンセントもちょっとドジったね(笑)
そこからベンと仲間の反撃だー。
ヴィンセント役のクリスチャン・スレイターのブチ切れ方が最高。
かなりイカレてるー。
で、そういえばあの奇妙な液体は?
特に本編とは関係ないのかと思ってたら・・・
ちゃんと見事に性能は試されてました。
きっと契約もとれて、商品化されるんでしょうね。
一度飲んだら一生使えるんだろうか・・・
でもDNAがどうのって言ってたから、死んだらダメか(笑)
※鑑賞日:2006/02/12
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