【THE CRAZIES】 2010/11/13公開 アメリカ PG12 101分
監督:ブレック・アイズナー
出演:ティモシー・オリファント、ラダ・ミッチェル、ジョー・アンダーソン、ダニエル・パナベイカー
あなたの友人も、
家族も、恋人も
一杯の水で凶暴(クレイジー)になる
米アイオワ州郊外の小さな町オグデンマーシュ。保安官のデヴィッドはパトロール中、銃を持った男に遭遇、制止を聞かなかったため射殺する。その男は酒乱気味だったが、アルコール検査は陰性だった...。
ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督の「ザ・クレイジーズ(1973)」をリメイクしたパニック・ホラー。
あるのどかな町が謎のウイルスによって引き起こされた惨劇と、感染を封じ込めようとする軍隊が強引な作戦の中で主人公たちの必死の脱出劇を描いたおはなし。
オリジナルは未見です。
家で楽しむB級映画といったところですかねぇ。よくある感染もの。
めずらしく地元MOVIXでも上映されてたんですが、無理して観に行くほどでもなさそうだったのでDVD待ちとなりました。うん、正解。
野球場に銃を持った男、妻と息子を焼き殺してしまった男など、住民たちが少しずつおかしくなっていく。保安官と保安官補が町を偵察すると、湖に墜落した飛行機が沈んでいて....。その後軍隊が感染者と非感染者を隔離しはじめて...とじわじわと引き込まれる展開でした。
しかし観ていくと、出てくる人?感染者?はあまりタイトルのようなクレイジーじゃなかったですね。感染者はただゾンビのように感染していない人たちを襲ってくるだけ。特別なウィルス感染ならもっとクレイジーにやっちゃってくれたほうが良かったのに。軍隊の“封じ込め作戦”も軍隊側のことがわからないのでウィルスの怖さもいまひとつ。
ま、主人公たちが軍や感染者から必死で逃げる様子はハラハラドキドキできました。感染しても、しっかり感染してる人とそうでなさそうな人もいたりでどうなんだろーと気になる微妙なラインは良かったですけど。
無難に終わった感じだけど、カウントダウンはちょっと大げさじゃないか?。あそこまでやらんでも....都市級の衝撃、、、。オリジナルは73年製作なので当時はめずらしかったのかもしれませんが、今は感染ものの作品は数多くあるので、もうちょっとひねりをきかさないと難しいですね。
![]() |
クレイジーズ [DVD] |
ティモシー・オリファント,ラダ・ミッチェル,ジョー・アンダーソン,ダニエル・パナベイカー | |
Happinet(SB)(D) |
オリジナルが公開された時代って、隣人が宇宙人に乗っ取られて別人みたいになるとか、そんな映画が多かったように思います。
流行だったのかもしれませんね~。
リメイクするなら今風のひねりは、やっぱり欲しかったかもです~。
何が起こっているのかわからない前半部の雰囲気が好きな作風でした
中盤以降は普通の作品になってしまいましたが…感染したのかしてないのか、見分けることも難しいあたりは面白い部分だったかと思います
そっか流行ものの一つだったんですね。
今ではありふれてるから、観客を楽しませるのなら一ひねりは欲しいところですね。
前半はなんだろなんだろ~って感じで楽しめましたがだんだん...
ちょっと残念でした。
昔テレビで観た「バラクーダ」の方が近そうな印象です。
どうも本作や「鮮血の美学:The Last House on the Left」のリメイクはオリジナルと違うところを観せようとする余りに却って勢いが死んでしまいがちなんでしょうか?
因みにオリジナルは捻りが無くストレートな内容を勢いで押し切ってました。
確かにクレイジーでした。
改変リメイクが上手く行ったのはウィリアムキャッスルの作品ベースの「TATARI」と「13ゴースト」くらいですかねぇ…f^_^;
あー、この映画この間TBきて
観てたっけ?とすっかり忘れてた~笑っちゃう、内容もほとんど覚えてないよ(笑)
その下の「黒く濁る村」観たいのー☆
当時はかなりドキドキものだったんでしょうが、流石にこの手の作品は食傷気味というか、もういくらでもあるし…。
DVD大正解だと思いますよ。それも旧作になってからでいいかも(笑)
社会風刺が強すぎて、お堅い映画で私にはイマイチでした。
リメイクはその辺を改良して、アクション主体の展開になっていたので、かなり楽しめちゃいました。
個性的な俳優陣が場を盛り上げてくれたってのも良かったです。
ま、確かに映画館で観る、って程の作品じゃないかもしれませんね。
まあDVDで十分ですね。
こちらももうちょっとクレイジーさがあれば良かったのですが...