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【NIGHTMARE ALLEY】
2022/03/25公開 アメリカ 150分
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:ブラッドリー・クーパー、ケイト・ブランシェット、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、ルーニー・マーラ、デヴィッド・ストラザーン、リチャード・ジェンキンス、ロン・パールマン
STORY:1939年のアメリカ。故郷を後にしたスタンは、やがて怪しげで華やかなカーニバルの一座で働き始める。彼はそこで読心術のテクニックを学ぶと、電流ショーをしていた美女モリーを連れて一座を抜け出す。その後、2人は一流ホテルでお金持ちを相手に読心術のショーを披露し成功を収める。ある日、そんなスタンの前に、美しくエレガントな心理学者リリス・リッター博士が現れるのだったが... (allcinemaより)
ウィリアム・リンゼイ・グレシャムの小説「ナイトメア・アリー 悪夢小路」を、1947年の『悪魔の往く町』に続いて再映画化したサスペンス・スリラー。ショービジネスの世界でのし上がっていく野心あふれる男の成功と転落を描く。監督は『パンズ・ラビリンス』『シェイプ・オブ・ウォーター』『パシフィック・リム』などのギレルモ・デル・トロ。
原作は未読。予告編で人間か獣か...と謳ってたので得体のしれないものが登場するものだと思ってたけれど漬けくらい。監督らしいダークな雰囲気はそのまま、普通の人間の物語だったw。カーニバルの一座の見世物はクセがある。
スタンはこの一座からいろいろ学んで読唇術を身につける。その後一座から離れトップのショーマンと成功するけれど、手を出してはいけないものに手を出してしまったのが敗因だよね。その後、彼によって悲劇となるのが切ない。でも読唇術の種明かしはなかなか興味深いものがある。
キャストは主役クラス揃いの豪華さ。その中でもケイト・ブランシェットの存在感は半端なかったー。なんでもお見通し感が怖いw。
やはり嘘はいつかばれるし必ずその代償を負うことになるわけで...。あのラストはうまいこと巡ってきたもんだ。150分の長丁場も感じさせず最後まで飽きることなく観られた。
鑑賞日:2022/03/26
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