監督:松尾スズキ
脚本:松尾スズキ
原作:羽生生純
出演:松田龍平、酒井若菜、大竹まこと、大竹しのぶ、庵野秀明、松尾スズキ
恋は暴走!!
芸術家肌の青年とコスプレ命のオタクOLの純愛を描いた羽生生純の同名コミックを松尾監督独自の切り口で斬新に映像化・・・
監督が松尾スズキだったので見たんですが・・・
どひゃ~ッこんなにめちゃくちゃでいいのかと思うくらいぶっ飛んだお話でした。
主人公・蒼木門(松田龍平)とその恋人・証恋乃(酒井若菜)・・・
↑タイトルじゃんッ
門は石でマンガを描く“漫画芸術家”・・・
恋乃は同人作家・・・
石でマンガってなんなんだソレ。意味わからん。
松田龍平って初めて見たけど、こんなへんてこりんな役をやる人じゃないと思っていたのでビックリしました。意外にハマってたかも。
しゃべり方がお父さんに似てた。
酒井若菜ちゃんは「木更津キャッツアイ」でもそうだけど、今回もコスプイヤーってことでまたまたへんてこりんな役でしたね。
でも、コスプレがとっても似合ってて驚きました。
とてもかわいい
ただ、出会ってすぐ自分の家に連れてくるのは同人屋としてありなんだろうか・・・
いくら男前でコスプレが似合いそうだからといって・・・
ただ、私にはちとアイタタターッな作品でございます。
800部刷ってコミケと通販で完売したから純利益は100万くらい・・・
おおっかなりの大手じゃないか!
「電車男」(ドラマしかみてないの)でも出てきましたが“ビッグサイト”。
コミケ会場でございます。なつか・・・いやなんでもありません。
しかも恋乃の両親もコミケ歴20年・・・
コスプレして娘を激励にやってくる・・・
しかも・・・しかも・・・“伝説巨神イデオン”
ふっ古すぎですよご両親(^▽^;)
知ってる人いるんかな~。なぜか私は知っている
恋乃と「アニメソング界の人気者・阿部セイキのファンのつどい一泊ツアー」に行くために、門は漫画バーでバイトを始める。
ここの常連客もまたまたあやしい客ばかりだ。
ここでやっと松尾スズキ登場。漫画バーの経営者でもあり元売れっ子漫画家・毬藻田である。
しかし普通といえば普通な役どころではあるんだが、やはりどこかおかしい・・・。
最後に恋乃の両親のコスプレが見られるのだが、今度は999かよ
パパは車掌さん、ママはメーテル・・・
そして娘はエメラルダス・・・こっこれはすごく似合っていた。
お話の内容よりもコスプレの方に目がいってしまいました。
結局なんだかわからないまま終わってしまったし。
ご両親役の平泉成さんと大竹しのぶさんおつかれさまでしたーっ(笑)
居酒屋の親父(小日向文世)のコスプレも見逃せませんッ。
できれば見たくなかった。イメージが~ッ。
それとなぜ出演してたのが意味不明な田辺誠一氏・・・
たぶんコレ、ダメな人はダメかもしれない作品だと思う。
■鑑賞日:2005/12/14WOWOW
■2004/10/09公開
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