【1917】 2020/02/14公開 イギリス / アメリカ 119分
監督:サム・メンデス
出演:ジョージ・マッケイ、ディーン=チャールズ・チャップマン、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロング
走れ。
STORY:第一次世界大戦真っ只中の1917年。西部戦線ではドイツ軍の後退が始まり、イギリス軍はこれを好機と、追撃に乗り出そうとしていた。しかし、それはドイツ軍の罠だった。そのことを一刻も早く最前線の部隊に伝えなければならなかったが、あいにく通信手段は途絶えてしまっていた。そこで若い兵士スコフィールドとブレイクが呼び出され、翌朝までに作戦中止の命令を届けるよう指令が下る。この伝令には味方の兵士1600人の命がかかっていた... (allcinemaより)
第一次世界大戦の西部戦線を舞台に、600人の味方の命がかかった重要な指令を届けるため、最前線へ向かって戦場を駆け抜ける2人の若いイギリス人兵士を描く。監督は『アメリカン・ビューティー』『007 スペクター』などのサム・メンデス。第92回アカデミー賞では撮影賞、録音賞、視覚効果賞の3部門の受賞。
“全編ワンカット撮影”と宣伝されてましたが、正しくは“全編ワンカット撮影のような”ですよね。つまり長回しで何回かで撮ってるということですね。でも本当にワンカットで撮ってるように思えたし、観ていくうちに引き込まれてそういうことは気にならなくなりました。
主人公をずっと撮ってるし主人公目線で展開されるので、最後まで緊張感緊迫感ありで観ることができました。映像は美しいのに映し出される景色は悲惨な情景で、戦争の生々しさを感じさせられました。
長回しでの撮影は演じるほうも撮るほうも大変そう。埃まみれになったり、泥まみれになったり....。大事な任務を請け負った2人の兵士はどちらか一人になるんだろうなと思いつつ、俳優さんは存じ上げない方だったのが先入観なく観られてよかったです。もったいない登場のカンバーバッチさん。コリン・ファースにマーク・ストロングと何気に豪華。
この物語は監督のおじいさんから聞いた話を元にしているそうで、イギリス軍で西部戦線の伝令を務めていたとのこと。アカデミー賞での撮影賞、録音賞、視覚効果賞の受賞も納得ですね。いつものアカデミーだったら作品賞を取ってたかなと思いました。早くも今年のベスト上位に入る作品でした。
鑑賞日:2020/02/15
その前の白い桜の花びらが流れつくシーンから、彼の想いが結実していることもあって、涙なくして見れませんでしたよ。
ほんと、いつもならこれが作品賞でもおかしくないんですよね。
本当に圧巻の映像でしたね!
スコフィールドと一緒になって伝令に走っている気分なので、沢山砂やホコリが口の中に入った気になりました。
最後は泣きました~~
アイデア賞的なところもありますが、いい作品。
こちらも素晴らしい作品でした。
本当に...いつものアカデミー賞だったら絶対に作品賞でしたよね。
こういう撮影方法はより臨場感がありますね。
私もホコリまみれ気分になりました~💦
最後はほんと泣けましたね。
今までと違った新たな戦争映画になりました。