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【THE MATRIX RESURRECTIONS】
2021/12/17公開 アメリカ 148分
監督:ラナ・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミス、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、プリヤンカー・チョープラー、ニール・パトリック・ハリス、ジェシカ・ヘンウィック
真実の先を 知りたくないか
STORY:もし世界がまだ仮想世界=マトリックスに支配されていたとしたら?
ネオ(キアヌ・リーブス)は、最近自分の生きている世界の違和感に気付き始めていた。
やがて覚醒したネオは、マトリックスに囚われているトリニティーを救うため、何十億もの人類を救うため、マトリックスとの新たな戦いに身を投じていく... (Filmarksより)
「マトリックス」シリーズ、18年ぶりとなる第4弾。ネオとトリニティーの新たな物語を描く。監督は過去3作を手掛け、本作は初の単独監督作となるラナ・ウォシャウスキー。
18年後に新作が観られる日がこようとは...。この間にはウォシャウスキー兄弟も姉弟となり、さらにウォシャウスキー姉妹と進化している。3作目でトリニティーは死んでるし、ネオも死んだと思ってたのでどう生き返らせるんだろうかと、嬉しさ半分、不安半分で鑑賞。なるほど~そうきたか...という展開で楽しめた。
どこかで1作目の続編というのを目にしたけれど間違い。過去3作をちゃんと観ておかないとついていけないと思う。新たにというよりこれまでの「マトリックス」ファンにはうれしい内容。冒頭、あの1作目のシーンがセリフも同じで入ってきてテンション上がる。その後も所々に過去作の映像も織り交ぜつつ新作だけど懐かしいような感覚。
ジョン・ウィックなネオ...w。あのシュッとしたのが好きだったんだけどね。歳を重ねてはいるけれどあのままのトリニティーは嬉しい。このシリーズはネオだけじゃだめでトリニティーがいてこそ成立する作品。とにかくこの二人が並ぶと本当にカッコ良い。今回モーフィアスは別の人だったけれどそういう設定なのねと納得。過去にも登場した人たちも出てくるのでおさらい必須。
物語は賛否両論あると思うけれど個人的にはアリかな。今回はラナ・ウォシャウスキーひとりだったけれど相変わらずややこしい物語は健在。アクションシーンが少ないと思ったのと新鮮さはなかったけれど、ネオとトリニティーが再びスクリーンで観られた嬉しさはもちろん、これまで問われてきたネオは救世主なのか?について、うやむやな感じで終わってたのでこれが本当の完結編のように思う。
鑑賞日:2021/12/17
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