原題:TRANSSIBERIAN
公開:2008年劇場未公開
製作国:イギリス/ドイツ/スペイン/リトアニア
上映時間:111分
監督:ブラッド・アンダーソン
出演:ウディ・ハレルソン、エミリー・モーティマー、ケイト・マーラ、エドゥアルド・ノリエガ、トーマス・クレッチマン、ベン・キングズレー
Story:夫のロイと共に、シベリア横断鉄道でモスクワへの旅に出たジェシーは、車中でカルロスという男と出会う。途中下車した雪原の教会で、レイプされそうになったジェシーはカルロスを殺してしまう...
中国でボランティア活動をしていたアメリカ人夫婦が、シベリア鉄道の旅行中に巻き込まれた災難のお話。
タイトルとパッケージの画像で判断してはいけません。このシーンは確かにある! しかし、ただのワンシーンで、暴走した列車でどうのこうのするお話ではありませんでした。タイトルが完全B級かそれ以下ですが、監督は『マシニスト』のブラッド・アンダーソン、キャストも豪華。思ってた以上に緊迫感があって面白かったです。
主人公ジェシーの夫が途中停車した駅で列車に乗り遅れたために、ジェシーは次の駅で翌日到着する列車に乗ってくるはずの夫を待ちます。宿泊先のホテルでは車中で知り合ったカルロスとアビーのカップルも一緒に泊まることになるのですが、ある時カルロスに襲わそうになり彼を誤って殺してしまうのです。まっ、カルロスがいけないんですけどね。
前半は旅行気分でまったりした雰囲気だったのが、ジェシーが誤って殺人を犯してしまったところから急展開。この後からは、何気ない会話でもドキドキ感があります。しかも夫と合流した列車では、ベン・キングズレー演じる麻薬捜査官が現われるからさらにスリリングな展開になっていきます。
主人公の夫が列車に乗り遅れなければ無事にモスクワに到着したのかもしれない。
知らない人と親しくなりすぎるのも困りもんですね。
タイトルでとっても損してますが、これだれの豪華メンバーで未公開はちと惜しいと思います。
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