原題:VIDOCQ
公開:2002/01/12
製作国:フランス
上映時間:98分
監督:ピトフ
出演:ジェラール・ドパルデュー、ギョーム・カネ、イネス・サストーレ、アンドレ・デュソリエ、エディット・スコブ、アンドレ・ペンヴルン
衝撃×興奮!!
全細胞が狂喜する
ハイパー・ゴシック・ミステリー、
遂にその全貌現る!
STORY:1830年7月24日、パリ。街には国民的英雄ヴィドックの死を伝える新聞の見出しがあふれていた。もとは華麗な大泥棒だったヴィドック。しかし、脱獄を繰り返しているうち、その腕を買われて警察の密偵を仰せつかり、後に世界初の私立探偵事務所を設立したパリっ子憧れのヒーロー。悲しみに暮れるヴィドックの相棒ニミエの前に現れたエチエンヌと名乗る男。彼はヴィドックから伝記執筆の依頼を受けた作家で、一緒にヴィドック謎の死の真相を突き止めようと持ちかける。さっそく二人はヴィドックが最後に調べていた事件を洗い直すのだったが……。
19世紀のフランスに実在したヒーロー・ヴィドックをファンタジックに描いたゴシックミステリー。
タイトルは聞いたことがあったんですが未見だったので観てみましたー。実在する方とは知らず・・・。
いやぁビビッドな映像はモロ好みでした。また仮面の男が出てくるのも好み。しかもこの仮面、鏡のようで殺される側が自分の顔を見ながら死んでいくという・・・。仮面が光ってキレイでしたなぁ。鏡を仮面に向けるとピカピカ光って美しい。
いきなり冒頭で、格闘があってタイトルでもあり主人公のヴィドックが仮面の男に殺されるところから始まりビックリ。主人公いきなり死んでどうするよ~と思ったら、彼の伝記を執筆しているというエチエンヌがヴィドックの死の真相を探るものでした。
舞台が19世紀なのが良い。街並みといい、衣装といい見ていてうっとり。背景が絵画みたいでしたね。ちょっと『フロム・ヘル』を思わせる雰囲気があるのですが、ちょっとずれるんですが同じ19世紀のロンドン。やっぱりアヘンが出てくるからでしょうか。
よーく考えるとあれは?これは?ってな部分もあるんですが、映像がカバーしとりますね。犯人は途中からなーんとなくこいつか?と思ってたらやっぱり。そいつの行動でバレバレ。でもいいんです、楽しめたから。
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