【NO RESERVATIONS】
2007/09/29公開(10/08鑑賞)
製作国:アメリカ
監督:スコット・ヒックス
出演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アーロン・エッカート、アビゲイル・ブレスリン、パトリシア・クラークソン、ボブ・バラバン
一生懸命もいいけど、
ちょっとのさじ加減で
違う何かが見つかるかも。
ニューヨークでも1、2の人気を誇るマンハッタンの高級レストラン“22ブリーカー”。そんな店の評判を支えているのが、超一流の腕前と妥協のない仕事ぶりで知られる女料理長のケイト。しかし、完璧主義が過ぎて独善的なところもあり、時には客と喧嘩してしまうことも。そんなある日、たった一人の肉親だった姉が事故で亡くなり、ケイトは遺された9歳の姪ゾーイを引き取り一緒に暮らすことに。子どもとの接し方が分からず、なかなか心を開いてくれないゾーイに苦悩するケイト。おまけに、仕事場には彼女の知らないうちに陽気なシェフ、ニックが副料理長として新たに加わり、彼女の聖域を自由奔放に侵し始め、ケイトの苛立ちは募るばかりだったが…。
2001年のドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のリメイクもの。
私にはめずらしく見終わったあとに幸せな気分になる作品を観てきましたー♪
ドンパチやらドッカーンなど緊張感あるもんばかり観ていると、たまには安心してみられるポワ~っとしたものが観たくなる時があります。気分がリセットされた感じで良かったです。
素敵な料理がたくさん出てくるので、お腹すかして観に行くとヨダレが・・・じゅるっ。ちょうど12時ちょい前だったので余計に食べたくなりましたよ。
料理もちょっとしたさじ加減で味が変わりますが、ヒトも心のさじ加減で変わるもんですね。
ゾーイやニックが現れてからケイトが少しずつ変わってく姿が良かったですねぇ。
おいしい料理を提供するためにと完璧主義なのもいいけれど、お客さんとケンカするのはどうかと、、、
焼き方に文句言ってきた客に生肉を持っていったのには笑いましたケドね。それゃ確かにレアだ(笑)
彼氏に一緒に住もうと言われても住まなかったケイトが、ゾーイをすんなり引き取っちゃったのは展開早すぎだなっと。もうちょっと悩むのかと思った。確かに姉に頼まれてたのはわかるケドね。
ゾーイに作る料理が家庭料理とはかけ離れていて笑ってしまいました。家でもあんな料理が食べられたらそりゃすごいことですけどね。すんばらしい料理を子どもに出されても・・・困る(笑)
そこんとこがケイトの子どもに対して慣れてないのがよく出てたと思います。
どうしていいか分からなくなってたゾーイがかわいい。
そう、ゾーイ役の子が演技がうまくて、可愛くて、そんでもってこの子の来てる服もすごくかわいい。お人形さんみたいでギュッとしたくなりますね。ママのことを思い出したり、ケイトがニックとケンカしたことを知っていなくなっちゃうシーンなどなど、何度うるうるきたことか。
最近の子役はうまい子が多いですね。一人前の女優さんだ。
ニックが出てきた時にはもうラストまでの展開は読めてしまうのですが、これがなかなかうまくまとまらないのがじれったーいっ(笑)
いい感じになったかなと思うとだめになっちゃって、一難去ってまた一難状態でハラハラさせんなよ~と思いましたが。
ニックはノリが軽いひとだけどすごくいいヤツ。キスするのかなぁと思わせといて、じゃ!また!と去っていくのがカッコいいねぇ。
あまり恋愛モード全快ではなかったのが良かったなと。
全開にされちゃうと逆に引いてしまいますから、、、
彼の作るイタリアンも食べたーーーーーぁいっ!
バックにかかる音楽の選曲も良かったですね。あの「トゥーランドット」がこの映画にすごく合っていて良かった。日本ではおなじみの曲で誰でも知ってるあの曲。また違った雰囲気でした。盛りあがる曲だ。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズはやっぱり素敵な人だな~と再認識。スタイルもいいのは当たり前なんですが、ファッションがおしゃれで素敵でかっこいい!
シーンごとにファションショーをしてるみたいで、映画とは別にしても目の保養になりました~☆
恋愛もの苦手な人でも楽しめます。私がそうですから(笑)
みんなイイヒトばかりでうまく行きすぎではありますけどね~。
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