トヨタ、全面的に在宅勤務導入の記事

昨日の日経新聞一面トップに、トヨタ自動車が総合職社員を対象とした在宅勤務制度を導入するとありました。
在宅勤務を導入している企業は増えていますが、
今回トヨタは週１回２時間出社すれば全て在宅勤務でもOKというかなり全面的なもの。
これはかなり画期的だなと在宅ワークを利用している立場からして思います。

在宅ワークの効用は一昨日の記事にも書きましたが、
通勤にあてる時間の節約になりますし、
その結果家事が捗るのでワークライフバランスにつながる。
仕事も1人で集中して作業したいなら自宅で仕事したほうが捗る。
在宅ワークの効用は大きいです。

一方で弊害もあると思います。
少なくとも今の私の仕事はボスやチームメンバーとの密なコミュニケーションを必要にしているので、
在宅ワークが２日以上になると辛くなります。
ですのでトヨタの週に２時間以上の出社でOKというのは驚きです。
総合職に全面的に取り入れるとありますが、
週に２時間の出社で済まされる職種は限られるのでは？と思います。
また勤怠管理も難しい。入社５年目以上という制約はあるようですが、
なかなか毎日オフィスにいるときのように働き続けるのは難しいのでは？
上司が自宅にいる部下の成果をどこまで把握出来るのかも疑問です。

といろいろ思うところがある記事でしたが、
やはり在宅ワークは世の流れ。
昨日は部署の女性先輩（お子さん2人）と帰りがけに同じ電車になり、
４月からフルタイムに戻したと聞きました。
子どもの送り迎え時間の制約で会社には7.5時間いられないが、
足りない分を在宅ワークで補いフルタイムを満たしているとのこと。
時短制度は大事ですが、
フルタイムと時短だと本人のモチベーションや周囲からの評価も違うので、
彼女がフルタイムに戻せて良かったと思いました。
在宅ワーク制度があるから実現出来たフルタイム。
私が最初の産休に入る頃にはこんな働き方は存在しなかったので、
私の勤める会社も女性が働きやすくなってきているのかなと思います。




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