どうも、今回は兵庫県の知事についての報道を、少しまとめましたので。
まとめ
・当初はネット上でも斉藤知事への批判が強かった。
・第三者委員会による調査は半年ほどかかり、まだ事実関係について結論は出ていない。
・パワーハラスメントに該当する言動があったことは、斉藤知事本人も認めている。
7月時点の記事。
「「畜生すぎる」 兵庫・斎藤知事めぐる告発文書、職員2人目の死亡報道『最後の一文』に衝撃 「そこまでするかよ」「想像以上に酷い話に」」(https://www.chunichi.co.jp/article/932948)
「とりわけネット上を驚かせたのは、ニュースの末尾に書かれていた死亡した男性の子供のために「遺児育英資金」を職員有志が集めようとしたところ、県幹部が止めていたという情報だ」
この時点では、ネット上の世論も斉藤知事への強い批判が殆ど。
9月時点の記事。
「文書問題 事実関係調査へ第三者委員会が初会合」(https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20240918/2020026450.html)
「第三者委員会では▽斎藤知事のパワハラの疑いなど告発文書で指摘された項目の事実関係のほか▽文書を作成した元局長を公益通報の保護対象にせず懲戒処分とした県の対応の妥当性について、調査することにしています」
「調査はおよそ半年間かけて行われ、来年3月上旬をめどに、最終報告書をとりまとめる見通しです」
「調査はおよそ半年間かけて行われ、来年3月上旬をめどに、最終報告書をとりまとめる見通しです」
最終報告書は来年3月ということで、まだ事実関係が明らかになったとは言い難いですね。
「斎藤前兵庫県知事はパワハラしていない? 職員の4割が見聞き、本人は厳しい叱責など認めて「必要な指導」【ファクトチェック】」(https://www.factcheckcenter.jp/fact-check/politics/false-saito-governor-harassment/)
「兵庫県議会に不信任を議決され、失職した斎藤元彦前知事がパワハラをしていなかったとの主張が拡散していますが、根拠不明です」
「(斉藤知事)本人は厳しい叱責をしたことなどを認め、「必要な指導だと思っていたが、不快に思った人がいれば心からお詫びしたい」と謝罪しています」
斉藤知事は、パワハラかどうかは百条委員会などが判定するものだとも述べているようです。
さて、現在のところ、広告会社の選挙への関与やN党立花による選挙の妨害など、他にも問題点が出てきていますね。
この選挙結果をもって、民主主義の危機であるかどうかはわかりませんが。
まあ現在の選挙制度の問題点が改めて浮き彫りになったというか。
衆愚政治に陥りやすいという、民主主義の弱点が露呈してしまったかなと思いますね。
特にネット上の世論は酷い。
テレビや新聞の報道にも問題がないとは言わないですが、ネットの匿名の情報は問題だらけだと思いますよ。
さしあたり懸念されるのは、兵庫県職員の労働環境でしょう。
内部告発が困難な状況にあるのは間違いありません。
斉藤支持者は、亡くなった職員やその遺族のことを考えたことはあるのか。