先日、オシムさんが亡くなりました。
オシムさんは、2014年のW杯で優勝したドイツ代表を、移民を受け入れ多様性があると高く評価していましたね。
いつだったか、日本代表についても、Jリーグでプレーする外国人選手をもっと積極的に帰化させてチームに組み込むべきだと語ってましたし。
ユーゴスラビア代表監督時代、民族対立による内戦を経験したからでしょうか。
映画「引き裂かれたイレブン」では、ユーゴ代表として勝ち続けることで、分断を阻止したかったと述べてましたよ。
スポーツの力で内紛を抑えられたかどうかは分かりませんが、そう考えるしかない状況だったのかもしれません。
それはさておき。サッカーなどスポーツの国際試合が、国威発揚に利用されるのには本当に辟易しますね。
単一民族幻想に縋り続ける国の場合は特に。
一方で、上記のドイツ代表のような、多民族・多文化共生のシンボルになるチームには、どんどん増えて欲しい。
その点、日本の場合でもラグビーの代表チームは良いですね。
リーチマイケルや松島幸太朗、マフィやトンプソンなど多様なルーツのある選手がいましたから。
サッカーの日本代表も、ラグビー代表のようになってもらいたいですね。