どうも、今回は筋トレについて。
先日、ある若い筋トレYoutuber の動画を見ていまして。
内容を要約すると、インターネット上の筋トレに関する情報は出鱈目なものが多く、真剣に取り組むなら基礎的な情報が書いてある書籍を参考にすべきだというね。
そしてその動画では、石井直方さんの本が紹介されていたのですよ。
石井さんは、日本における筋力トレーニング研究の第一人者で、彼自身、若い頃は優れたボディビルダーでもありました。
その研究成果は信憑性が高いですね。
一方で、インターネット上の筋トレ情報には、明らかにいい加減なものが無数に含まれています。
しかしいい加減な情報であっても、それなりにもっともらしく書いてあるのです。
初心者なら騙されても気がつかないでしょう。
そして、いつまでも筋肥大しないのです。
こう言ってはなんですが、これをやるだけで腹筋が割れるとか、プロテインの数倍の効果を持つサプリメントがある、という話を信じてしまうからですよ。
ちょっとは疑ってくれと言いたい。
もちろん本人の体質、いわゆるハードゲイナーのように、筋肥大が比較的遅い人はいます。
ですから一概には言えませんが、私は筋トレが趣味だという人に対して、どのようなトレーニングをしているか聞くようにしています。
その人物の情報リテラシーの程度を判断する基準として、筋トレについての認識・理解が有効だと思うからです。
ネットの情報を鵜呑みにするというのは、何も筋トレに限ったことではありませんね。
政治、経済や環境問題はもちろん、医療や福祉、軍事、歴史、スポーツ…
何でもそうですが、まず基礎的な文献に触れるべきですよ。
たしかに読書は退屈ですし、近くに図書館がないとか本を買う金がないとか事情もあるでしょうが。
ただ、無料で入手できるネットの情報は、よほど疑っていかないと騙されますよ。
最近、防衛省による世論工作が明るみに出ました。
ネット界隈で活動する、自民党ネットサポーターズクラブという組織もあります。
Twitterでは、先日の社員大量解雇によりチェック機能が低下し、デマや差別投稿が増加したという話もあります。
いい加減なものですよ、ネットの情報は。
このブログ記事の内容も、とりあえず鵜呑みにするのはやめましょう。