8000年の友。 2011-12-15 20:48:21 | ユメこえ日記 北海道名物といえば、 「ジンギスカン」 と、 答える人が多いのかな? 確かに、 北海道にはあちこちに、 ジンギスカンを提供するお店が並びます。 この一見、名物のジンギスカン。 使っている肉の99.5%は、輸入肉なんです。 味付けは、北海道でされていても、 使っているお肉が輸入されたものの場合、 真の名物、 とは言えないように感じます。 同様の例が、 福岡の辛子明太子。 福岡の明太子は有名で、かつおいしいですが、 使われているタラコは、北海道産が多い。 これって、 福岡名物って言えるのかな? 世の中に数多くある国産ワイン。 国産ワインと言いながら、 輸入のブドウ果汁液で作ったワイン。 これって、国産ワインって言えるのかな? さておき、 輸入肉を使う店が多い、ジンギスカンですが、 北海道に羊肉が無い、 というワケではありません。 北海道でも、もちろん羊は飼育されていて、 おいしい羊肉が手に入ります。 でも、輸入肉が使われるのは、 企業がコストを意識しているからでしょう。 私たちユメこえは、 地元の羊肉で、本当の名物とすべきと考えています。 北海道では、 牛は430000頭以上飼育されています。 乳牛も合わせた数ですが。 では、羊はどのくらいと思いますか? たったの8000頭程度です。 牛:羊は、50:1。 たったの50分の1に過ぎない。 少ないです。 これだけ広い大地をもつ、北海道。 羊たちがもっと暮らせるはず。 羊たちが食べる草は、たくさん生えているのにね。 羊は、人に飼育されている歴史が長い。 それだけ、 恩恵をもたらしてくれるから。 あたたかい毛で衣服を、住居をもたらす。 栄養豊富な乳を、生きたままもらたす。 殺して肉を食べるほか、内臓も、血も食べられる。 骨は装飾品にもなる。 腸はソーセージの皮になったり、 楽器の弦、ラケットのガットにもなる。 その体ひとつで、 たくさんの恵みをもたらしてくれるから、 長く愛され、 長く歩んだ。 日本でも、 干支に羊が入っているように、 親しまれている動物です。 これからも、 たくさんの恵みを分けて欲しい。 私たちと共に、歩んで欲しい。 これからも、仲良く過ごしたい。 これからも、友達でいたい。 羊さん、 羊さん、 これからも、友達だよ。 一緒だよ。 さて、 羊、 といえば、この歌かな? ブルッキーの羊 遊佐未森 ぶるっきーのひつじ