8月5日(日曜日)
”100回目の夏”をキャッチフレーズに、第100回全国高校野球選手権記念大会が史上最多の56校が出場して、今日から甲子園球場で始まりました。
圧巻はセンターバックスクリーン前に勢ぞろいして、一斉にバックネットに向かっての行進です。
今年は異常気象で、大会関係者も熱中症対策に気を配っています。全員勢ぞろいした後、全員がペットボトルを開け水分補給。
こんな光景は過去には見たことが有りません。
選手宣誓は滋賀県代表近江高校の野球部主将中尾雄斗選手。
分かりやすい言葉で、力むことなく宣誓。昔の選手宣誓は、右手を上げ、喚き散らし何を言っているのか分からないような宣誓が、懐かしく思い出されます。
開会式後の第一試合は、石川県代表星稜高校 対 大分県代表藤蔭高校
試合に先立ち元ヤンキースの松井選手が始球式を務めました。松井選手の母校星稜高校が第一試合を引き当てたのは奇遇と言っていいでしょう。キッチャーミットへズドン!のストライクを期待しましたが、ワンバウンドとは情けない。
28年ぶりの藤蔭高校。甲子園初勝利なるか。2回が終わり1対1なので善戦を期待しました。中盤に星稜高校が追加点を着々とあげ突き放し、一方的な試合になりそう。藤蔭高校が終盤に3点をあげましたが、時すでに遅し。善戦むなしく星稜高校が9対4で初戦突破。校歌が流れセンターポールに校旗掲揚。
松井選手も校歌を口ずさんでいます。
さぞかし嬉しかったことでしょう。
これから毎日高校野球のテレビ観戦が始まります。故郷鳥取県代表鳥取城北高校は大会7日目に京都代表古豪平安高校と対戦します。地元京都を応援するか、故郷鳥取を応援するか。
鳥取城北高校が平安高校に勝利する確率は0.1パーセント。ボロ負けだけは避けて欲しいが願望です。
栄冠は君に輝く
雲は湧(わ)き 光あふれて
天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ
若人よ いざ
まなじりは 歓呼に答え
いさぎよし 微笑(ほほえ)む希望
ああ 栄冠は 君に輝く
風を打ち 大地を蹴(け)りて
悔ゆるなき 白熱の力ぞ技ぞ
若人よ いざ
一球に 一打に(注)賭(か)けて
青春の 讃歌を綴(つづ)れ
ああ 栄冠は 君に輝く
空を切る 球の命に
通うもの 美しく匂える健康
若人よ いざ
緑濃き 棕櫚(しゅろ)の葉かざす
感激を 目蓋(まぶた)に描け
ああ 栄冠は 君に輝く