30年ほど前に突然消えた大切な絵の具は
30年近く経っても いつまでも色鮮やかな哀しい色に染まったまま
この海でさえも穏やかに溶かせないみたいだよ
空の絵の具が 海のパレットに溢れ落ち
グレーににじんだ白砂のキャンバスに染みている
Hallo, my mother & father.
空の上で元気にしてますか?
聴力を失った兄は 昨日 貴女の最期の歳を越え 私ももうすぐ貴女の歳に近づいています。
この地上にいた頃に作ってくれた絵の具のような色鮮やかな思い出は
私の中で 誰も何も自分でさえも 越えることの出来ない色のままなんだ。。。
何十年も変わらず この思いのまま過ごすなんて思いもしなかった。
正直 時々苦しくて悔しくてたまらない日もある。
だけど、、、
わずか20年で 作り上げた 深くて優しい色たちを
染み込ませてくれて 本当に本当にありがとう・・・
1日たりとも忘れない。
1秒で溢れそうになる涙の裏側で 強がり笑い飛ばしながら
それでもいいと 思いながら生きてる。
人は誰かの記憶の中で生き続けています^^
したっけ。
記憶はいつまでも色あせることはない。
そんな大切な人とわずか20年の間しか
一緒にいられなかった悲しみは限りなく
深い。そこに感謝の気持ちが溢れている。
それが虹色の海辺に鮮やかに描かれてる。
ブログを読ませていただき
生きることの儚さや、逆に素晴らしさを感じながら、今日も一日を終えようと思います。
遠くからですが、応援しています。