私の手のひらにある大切なものが あまりにもはかなくて・・・
~ m y d i a r y ~
目の前が 真っ白に・・・・・・。
いつも私を気にしてくれていた父(60代)が 先月から急遽 入院していると・・・ 昨日兄から初めて聞いた。
肺、すい臓・・・と10箇所以上の 驚くほど進行の早い 多発転移の末期ガンだと・・・。
しかも、脳梗塞、糖尿病、腎機能低下、アナフィラキシーショックという持病の中・・・
手のほどこしようがないほどで 治療の選択肢もなく・・・
亡母や私を苦しめた抗がん剤には抵抗があったものの
それでも気休め程度の抗がん剤をやむなく今日から頑張る!と決心したようだ・・・
医師の書面では・・・ 治療でなく 保証もない延命措置という形だ・・・。
父に電話をかけたら 全く知らない人の声で
「由美は大丈夫か!? 心配かけてすまんの~大丈夫やけ心配するな^^」といつもの父の柔らかい口調だ。
だけど聞き取れないほど息苦しそうな声で・・・ 声帯も片方機能していないと言っていた。
今日 いそいで病院へかけつけた。。。 ちょうど初めての抗がん剤中だった。
変わり果てた声 酸素チューブに アチコチと表面に出てる大きな腫瘍・・・ たくさんの注射や点滴、ドレーンの跡にたくさんマーカーされ痛々しい父。。。
見るに耐えられないほどだけど 父は私が来てくれたという事を奇跡のように喜んでくれているだけに・・・ しっかりしなきゃと
「この車椅子、お父さんに返そうか?^^」・・・と、いつも通りの私のままで。
父本人には知らせていないらしいが
・・・余命1ヶ月~4ヵ月だと・・・
昨日 兄から聞き・・・
(医師からの病床説明の書面をもらい)ショックすぎて。。。
人を悲しませてはいけない
人は悲しませてはいけない
本当にそう思う 本当にそう思った
人を悲しませないように生きていくことは 難しいね・・・
たくさん・・・無理なくできる範囲で、父がしたいことや好きなことを
たくさん・・・少しでも自由に 楽しく過ごせるようになれば・・・
・・・その前に少しでも苦しんだり痛がったりしないように・・・と願うばかり。。。
毎年 私の身近な大切なものがひとつ・・・またひとつ・・・と この手から離れてく・・・
何より やっぱり・・・ 自分の事なんかよりショックが大きく・・・
辛い・・・ 苦しい・・・・・・・ どこかで大泣きしたい
いくら泣いても どうしようのない癌が本当に憎い・・・・・。
小さくても私にできることを精一杯探しながら
父との時間・・・ そして 父へのたくさんの ありがとう を
少しずつ だけど今まで以上に 照れずに 恥ずかしがらずに たくさん精一杯 伝えていこう。。。
神 ニ 心 カ ラ キ セ キ ヲ ネ ガ ウ ・ ・ ・
※~3/12追記・・・日に日に…医者にも思いもよらない稀な出来事が次々と起こり急激に容態悪化…
抗がん剤は打ちきり、インシュリン、輸血、モルヒネを使っており…
今日、医師から父本人に
「1~2週間もてばいい方」…とハッキリ告げられました…
もうおうちには帰れない…と。。。
暗い日記になって…すみません。。。
※3/22追記…
苦闘の毎日でした…
2014年 3月20日… PM18:48
春の嵐のカミナリと同時に・・・
同じく癌でこの世を去った
亡母の喪とへ・・・