2021年7月10日
E.M.バウンズの祈りの力より
《遅れと否み》
Ⅱコリント3:18
私たちはみな、覆いを取り除かれた顔に、鏡のように主の栄光を移しつつ、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられていきます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。
わたしたちは祈りの不思議な点に思いを致さなければなりません。それは、祈りへの答えには遅れや否みが必ずあるということです。わたしたちはこうした遅れと否みを認め、それに備えなければなりません。
祈るキリスト者は、戦いが激しさを増せば増すほど勇気を示す、勇敢な兵士に似ています。遅れと否みが到来したとき、彼はますます熱心に祈り、答えられるまで祈ることをやめません。
粘り強い祈りが神を動かし、人間を善いものとすることは明らかです。神に執り成しの祈りをささげればささげるほど、わたしたちの顔は輝くのです。
♰
神よ。祈りへの答えを忍耐強く待つことができるようにわたしをお助けください。わたしは、わたしを待たせることによって、あなたがわたしを強めてくださることを知っております。アーメン。