2021年12月10日
祈りの力より
E.M.バウンズ著
《聖書の権威》
ローマ人への手紙10:17
ですから、信仰は聞くことら始まります。聞くことは、キリストについてのことばを通して実現するのです。
聖書の権威によれば、祈りは、信仰の祈りと、委託の祈りに分けられます。信仰の祈りは、聖書の御言葉に基づきます。必ず答え——祈りの対象——を与えるからです。
委託の祈りは、いわば決まった約束の言葉なしにささげられます。しかし、この祈りは悔い改めの心をもって神にすがり、魂が必要とするものを神に願います。
アブラハムは、神がソドムを赦してくださることを約束されてはいませんでした。しかし、この熱心な指導者は、粘り強い祈りと多くの涙をもってイスラエルの民のために執り成すことにより、神に聞き入れられたのです。
♰
アブラハムは、粘り強い祈りと多くの涙をもってイスラエルの民のために執り成すことにより、神に聞き入れられました。父よ、あなたに感謝します。あなたはいつもわたしたちの祈りに耳を傾け、よいときにそれに答えてくださいます。アーメン。